演奏会に行くには:「フォーマルウエアスタンダーズマニュアル」
![]() 「フォーマルウエアスタンダーズマニュアル」は、書店流通はしていないし、いささか高価(全103ページで3000円)なので、県立図書館で借りました。
日本フォーマルウェア協会の編集・発行なんですが、一体これ、どこの国の話?の感があります(でも面白い)。
たとえば演奏会に行くには次のような注意事項が並びます。
○オペラ初日 ガラの場合は正礼装で。美術館などのオープニングも。 ○オペラ、バレエ、音楽会などの鑑賞には、演奏者に敬意を表して、おしゃれをして出かけることが習慣づけられている。 ○金曜日の夜は、特別にドレスアップする習慣がある。 ○演奏者と同じようにフォーマルウェアを着用すると、会場が華やかな雰囲気になり、演奏者と客席の間に一体感が生まれ、楽しさも倍加する。(下線は私。初めて知りました。ホントに、どこの国の話なのか書いて欲しい。いや、日本でも皇族はこんな感じかな) この本を「高くて買えない」と思うような自分にはもともと縁のない世界ですが、異文化を知る楽しみがあります。 「男性がエナメルの靴を着用するのは靴墨で女性のドレスの裾を汚さないため」なんて、ロングドレスを着る習慣がないと気がつきませんよ・・・・。 読書って、やっぱり楽しいです。 スポンサーサイト
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フォーマルなお洒落をするのはいいんですが、その格好で電車に乗れないのが困りますよね。冬場にイブニングドレス着るなら、毛皮でも羽織らないと寒過ぎるし。 車で演奏会や舞踏会に出かける環境じゃなきゃ、無理ですね。 |
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