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田舎暮らしに殺されない法 / 丸山健二著

読者対象は定年前後の、田舎に引越そうと考えている男性。
読者をあなたと呼び、あなたをさんざんにこきおろす本。

田舎暮らしに殺されない法
-- 朝日新聞出版, 2008

田舎に第二の人生を求めようという人を諌めんがため、口を極めて「あなた」の馬鹿さ加減を説き、「馬鹿なことは止めなさい」「それはばかげています」と繰り返し警告しています。
しかしこんなにも読者ターゲットを馬鹿にして、この本、売れるのかしら。人が読まなかったら、どんな真摯な警告も役には立ちませんよ?

田舎の住民は旧弊で、隣人がいれば隣人にプライバシーの概念はない。自然が豊かということは、生活が常に自然との戦いになるということ。・・・・だと、著者はいいます。

不便さを託つことなく、不便さが自分を鍛えてくれるという発想を持てる人だけが成功する田舎暮らし。この本を最後まで読んでも、それでもやってみようと思う人なら、あるいは・・・・成功するかもしれません。

theme : 図書館で借りた本
genre : 本・雑誌

comment

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お早うございます。

以前、著者の「安曇野の白い庭」というエッセイを読でみましたが、田舎に家を建てたのだが、自然との闘いに負けそうになる著者の思いが良く出ていました。
それの続版のような感じですね。

No title

MGさんこんばんは。
「安曇野の白い庭」は大きく言って造園がテーマ、こちらの「田舎暮らしに殺されない法」は農村生活がテーマです。
特に田舎の人間関係のおぞましさに、筆を尽くしています。
読後はお口直しに「南仏プロヴァンスの12か月」かなんか読みたくなります。

「安曇野の白い庭」と「田舎暮らしに殺されない法」には、「安曇野の白い庭」と「小説家の庭」にあったほどの共通性はないんじゃないかなと思います。

おはようございます

確かに、この本は過激でした。元々「独善的だけど真実をついてる」ところが魅力の方だったのですが、今回は、ちょっとバランスが取れてない感じ。どうしちゃったんだろうって思いました。
お体でも悪くされていないといいですけどね。

こんにちは

y-oneさんこんにちは。

著者の作風をあまり(ほとんど?)知らなかったので、悪徳不動産屋と、自分の短慮は棚に上げ「田舎」を謗って出て行く人への苛立ちが高じたんだろうと思っていました。

(でも、なんというか、筆がのめっていて「小説家の仕事らしくない」本ですね・・・・)
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