♯34:燕尾服(スワローテールコート)研究Ⅲ
![]() ありました! 1本尾に見える燕尾服(スワローテールコート)。
「ウィーン・フィルハーモニーと名指揮者たちヴィヴィアン・プルドム, 名雲 淳子 / アルファベータ」76ページ。
アルフレート・プランヤフスキーの後姿が(頭部以外)千秋の後姿にそっくりです。
そして本日午後「BS2名演ふたたび:N響80周年」を見ていたら、指揮者の燕尾服の後姿は、テールが1本に見えるときも2本に見えるときもありました。
2本のテールに重なり合う部分があるので、そこが重なっているときはテールが1本に見えるようです。
やはり動いている映像で、動きや角度によって見え方が違うのを見ると、納得です。燕尾服のテールは2本。ただし写真や絵では1本に見えるときもあると。
「名演ふたたび:N響80周年」でありがたかったのは、ミッドナイトブルーの燕尾服が見られたこと。ひとりコンサートマスターだけが、音に聞くミッドナイトブルーの燕尾服を身につけている! (私にとっては)めずらしいものが見られてとてもラッキーでした。
現代の礼装の色は黒が原則だが、ミッドナイトブルーと呼ばれる濃紺でもよい。ミッドナイトブルーは、 「夜間照明下で黒に見える深い紺」であり、「真夜中のように濃い紺」では決してない。ディナージャケットにふさわしい究極の色は黒ではなく、ミッドナイトブルーである。人工的な照明のもとでは黒は緑がかって見える。ミッドナイトブルーこそが黒よりも黒らしく見える(テーラーヨシダさんのサイト「フォーマルウェア用語」のページ、タキシードの項より引用させていただきました) 本で調べないで始めから映像(生で見ることを含む)に情報源を求めればよかったのかもしれませんが、そこはそれ、読むのが趣味だから。 本で調べようとしたからこそ紳士礼装の「かたち」と「こころ」 スポンサーサイト
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