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お嫁にいらした姉様に「教えて!gooの本」
2006 / 08 / 26 ( Sat ) 11:20:06
問題は
「うれしいひな祭り」はなぜ単調?
というもので、出典は 教えて!gooの本 すずめのほっぺはなに色ですか? 阿川佐和子編????教えて!gooの本
です。 この問題のお答えに 「二番の歌詞からすると、この歌は嫁いだ姉のことを思い出しながら、ひな祭りを迎えているシチュエーションの歌なんじゃないかと思います」 という人がいてビックリしました。 お嫁にいらした姉様って、お嫁に来た新しいお姉さん(お兄ちゃんの奥さん)だと思って、疑ってみたこともなかったので。 たしかに「いらした」は「来た・行った」の尊敬語ですから、お嫁に行っちゃったお姉ちゃんのことだという解釈もありえますね。 だったら私はなぜ「義姉」のことだと思い込んでいたいたのでしょう? 「いらした」という敬語に他人行儀を感じていたのかな・・・・。 今あらためて考えてみると、実の姉さんに似ているお雛様は自分にも似ているわけで、それより、縁あってお嫁に来た姉様に似ているという方が、詩情があるような気がします。 かくのごとく 教えて!gooの本 すずめのほっぺはなに色ですか? は 事実の検証を読者に委ねています。 正しいことを知りたい人は自分で何とかしなければなりませんが、さまざまな疑問に向き合う阿川佐和子さんの姿は読むだけで楽しめます。
作詞のサトウハチローには夭折した優しい姉(結婚が決まってから結核で死亡)がいたそうで、「お嫁にいらした」は天に召されたということではないかと考える方もいます。詳しくは(ひろみさんのサイト)をご覧ください。
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私は幼い頃からずーっと、「お雛様と、お嫁に行ってしまった姉の面差しが似ている」という意味だと思っておりましたので、ふわくさんの解釈にびっくりし、確かにそれもあるなと納得した次第です。
by: ぴか * 2006/08/26 15:49 * URL [ *編集] * page top↑
 

ふむふむ。
「かつて側にいて今はいない」親しい人をなつかしむのも、抒情性を喚起しますねー。
姉、義姉、いずれにしても、大人の女性へのあこがれが感じられます。
しかし今となっては、この女の子に「急がないで、子ども時代は短いんだよ」と言ってやりたひ・・・・。
by: わくわくふわく * 2006/08/27 10:13 * URL [ *編集] * page top↑
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