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あやかりたいにもほどがある
2006 / 08 / 23 ( Wed ) 07:50:55
新聞によれば、高校野球甲子園決勝で斉藤投手が使っていたハンドタオルについて、問いあわせが殺到しているそうです。 「あのタオルどこのブランド? 私も欲しい!」 と。 殺到って何人くらい集まればいうんだろうと、思わず辞書をひいてしまいました。
さっとう(殺到) あるものをめがけて勢いよくつき進むこと。多くの人や物事が一度にどっと押し寄せること。(精選日本国語大辞典)
勢いがよければ1人でも殺到できるということかしら。 しかしどうして、そのタオルだかハンカチだかに人の興味が殺到するのでしょう。 そのハンカチを使えば野球が上手くなる? 甲子園のマウンドに映えたハンカチが、冷房の効いたオフィスで機能美を発揮する? それともそのハンカチ、ものすごくデザイン的に優れてる? (折りたたんで使用中のハンカチのデザインをどうやって評価するのは謎) 「君の名は」が映画化されたとき、街には真知子巻きの女性が闊歩したといいます。ヒロイン真知子と同性同世代の人が真似をして、真知子気分に浸るのはまだ解るけれど。 斉藤投手と性や歳がかけ離れた人が、同じタオル(ハンカチ?)を持って斉藤気分に浸るとしたら、風呂敷を背中に広げて黄金バットになる子どもと同じです。 同一視機制でないとしたら、これはお祭り。斉藤祭。 ちょうちんの代わりにハンカチを持って盛り上がる、お祭り騒ぎ。 祭り上げられる高校生の、害にならないことを祈ります。 [追記] 斎藤君には決勝戦後2週間もたたない内に『ハンカチ王子』という名前がつきました。2006年の流行語大賞になるだろうと思います。
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