鬼ころり
![]() ![]() 今日のお目当ては観音茶屋の「鬼ころり」。 茶屋の婆さんが山芋を摺ってそば粉と練ったものを油で揚げて、悪さをする鬼に食べさせたところ、鬼は美味さにころりと参り、婆さんの言うことを聞くようになったという。だから、その料理名は「鬼ころり」。 鬼がころりと懐柔される料理っていうから期待すれば、甘くないドーナツみたいなものでした。素朴に美味しいけど、極旨というものでもない。 揚げた山芋で鬼がころりといった時代、鬼は普段どんなものを食べていたのかな? 田んぼが作れない山あいで、蕎麦で命を繋いでいたいた土地。鬼も、鬼を恐れた村人も、`油で揚げる’だけで大御馳走だったのだろうと思います。 |
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