フランスの子どもはなんでも食べる/カレン・ル・ビロン
![]() 育児の指南書のようなふりをして、実はフランスの食文化と国民性を語る本。 面白いですよ。特別の人じゃなく、そのへんのおばあちゃんが、ありふれた運転手が、みなみな持っているフードポリシー。 それをポリシーと意識すらせずに、フランス人は、本物の食べ物を、どこでどう食べるかを決めています。本物の食べ物を、どこでどう食べるかを決めているのがフランス人だと言ってもよさそう。 二人の幼児を連れて、夫の故郷ブルターニュ地方で1年間暮らした著者(北アメリカ育ち)が、フランス人の食に関するルールのブレのなさ、階層年齢男女の差のなさに驚く様子は、日本人の自分にもよく分かります。 スポンサーサイト
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