娘になった妻、のぶ代へ/ 砂川啓介
![]() この本を読んで、3つのことを知りました。 ボケないためのゲームはききめが無いこと、認知症を隠していると著しく交際を制限することになり、結局患者のためにならないこと、役者のマネージャーは(人と場合によるのでしょうが)が介護までするのかということ。 想像した通りですが、一番大変なのは、パートナーのボケを認める(受け入れる)ことですね。ボケて行くというのはだんだん別人になって行くこと。愛した人がだんだん消えて行く感じは、読んでいてもつらいから、著者の苦しみはいかばかりかと思います。 妻としての人格を失った夫人を娘として受け入れる。それは知恵であり愛情であり機制だと思います。 著者と夫人が穏やかに幸せに過ごせるよう祈ります。 |
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