プレ・アーマンディー会談
![]() ![]() 草は今むしっても行事までにまた伸びるから次回回し。今はひたすらチャッチャチャッチャと鋏を鳴らす。 比較的涼しい日であっても、2時間動けば汗びっしょりだ。ナンセンスライブラリーは午後1時開館だから、中央公民館のトイレを借りて着替えようかなと門に向かった。門から、駅の方から歩いてくる館長が見えた。 「おはようございます。青木さん、どこに行くの? トイレ? 用事が済んだらすぐ帰ってきてね、アーマンディーのことで相談があるから」 おばあちゃんには恥じらいというものがないな。 ![]() 公民館から急いで戻ってきて、話しかけた。 「お待たせしましたマエストロ。アーマンディーは・・・」 「それより青木さん、汗だくでしょう? 和室の奥のシャワー使ってみて。それから話しましょう。こっちこっち。開館前で、お客さんがいないから、今なら水音を気にしなくていいわ。ドア開放でもいいわよ、換気扇は特別ハイパワーなの」 マエストロはどうしてもあのサニタリールームを論評されたいらしい。そしてそれが済まないとアーマンディーの話も何の話も進まないらしい。 面倒な通過儀礼だが、前回はおっかなびっくりで覗いたところを、館長の御墨つきでゆっくり見せていただけると思えば、それもまたよし。シャワーをお借りするとしよう。 スポンサーサイト
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