ヨーリーショップ
![]() ![]() 入場時にちらっと見た時は自動貸出返却機しか気付かなかったが、その手前にサイドテーブルのようなものがあるのが目に入った。いかにも素人が作った、手漉き和紙葉書がならべてある。<残暑見舞いを書きませんか?/1枚100円(52円切手込)>というポップが立ててあり、台の隅っこには貯金箱のような料金箱。小さいテーブルだけど、無人販売所でしたか。 カウンターの職員と目があったので 「こんにちは。今日は館長さんにお世話になりました」 と、挨拶した。 ![]() 「クレマ、じゃなくて青木ですけど、クレマでもいいです。あの、和紙葉書を作っているのはどんな人ですか?」 「3軒先の小学6年生です。牛乳パックで葉書を作って館長に売り込んできました」 「へえ。小学生の面倒を見てるんですね」 「いいえ。面倒は見ていません。あのテーブルも持ち込みだし、ポップはお姉さんの手作り、場所代も1日100円頂いています」 1日100円って、高いのか安いのかよくわからんが、コスト計算は大切だ。 「ご本人には業者パスを渡していますから、1日に何回も来て葉書を並べ直していますが、ご家族が一週間で7回1日券を買って売れ行きを見に来てくれるので、私どもはホカホカでございます」 スポンサーサイト
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