飛び出す和室
![]() ![]() 囲碁や将棋、かるたに花札、落語会。練習や、普段の楽しみは今ここにいる和室で、観客つきの試合はホワイエで。 落語会は、いつもの和室に高座を作り、カーテンも壁も全開にして、観客席をホワイエにしつらえるパターンだった。 そうだ。壁を全開だ。応接コーナーの背後壁は屋内シャッターだった。壁に見えたのは、シャッターに掲示板用コルクシートをドーンと貼りつけてあったからだ。 俺の脳内マエストロの肖像画がドヤ顔になった。高笑いの幻聴も聞こえて来そうだ。 ![]() たとえば畳ユニットをホワイエに持ち出して、かるたの競技をしている写真があった。畳上で対戦をし、観客が取り囲んで見ている。<筑坂高校かるた部OB><日鷹高校かるた部OB>という幟が立っている。選手と審判と読手、観客を合わせて20人くらい。控えの選手もいることを考えると、純粋な観客は5人からせいぜい10人と見た。 囲碁対局も将棋対局も、何枚かの写真を見ると、選手が時計係や記録係を兼ねて、交代で務めているのがわかる。囲碁と将棋の両方の写真に顔を出している人だっている。これは、10人ぐらいのグループ活動で、純粋な観客は0人かもしれない。 ふむふむ。このかるた競技と、囲碁・将棋の対局について、今度マエストロにあったら話を振ってみよう。俺はいつのまにか自分の口角が上がっているのに気づいた。 スポンサーサイト
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