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三浦しをん「しをんのしおり」
2008 / 02 / 15 ( Fri ) 21:45:07
しをんさんは親御さんの命名が気に入らないようで、何度も不満を漏らしています。
なんでかなあ。ペンネームにしているくらいだから、心底嫌いなわけじゃないのだとは思いますが。

しをんのしおり (新潮文庫)
三浦しをん/新潮社 (2005/10)

しをんっていい名前だと思います。
小学1年生でも読めて、読みまちがえられることがない。それでいてクマさんやトメさんのように、名前だけで戦前の生まれと推定されるような古さがない。

紫苑の花は姿こそ可憐だけれど、世話なんかしなくても毎年生えてきて、時期になると勝手に咲く丈夫な草です。
紫をん咲き静かなる日の過ぎやすし 水原秋桜子

私も花の名を負う身ですが、親は子がその花のようであれと願うより、その花を愛でるような人であれと願ったものと思っております。
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テーマ:エッセイ/随筆 - ジャンル:本・雑誌


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