すべてはモテるためである/二村ヒトシ
![]() これはいい本でした! 黙って買って黙ってリビングの本棚に挿して置いておこう。そして何も言わずに息子が手に取るのを待とうと思います。(親に奨められたら絶対読まないだろうから) モテるための秘策は2つ。 相手の土俵を意識してそこに上がること、自分の中の5レンジャーをうまく組織すること。 それが出来るようになるためには、まず自分をよく知らなければならないんだけど、そのためのメソッドの択一問題が丁寧に用意されているから、ひとつひとつ答えて行けばいいんです。なんて親切! 本は親切に出来ているけれど、答えを出すために考えるのは読者です。息子がこの「考える」部分をクリアしてモテる男になってくれればと切に願います。 モテる男になるというのは、社会に有為な男になるというのと同義です。嘘だと思うならこの本を読んでごらんなさい。こういう男と働きたい、こういう男を家族に持ちたいと思いますよ、きっと。 本文じゃなくてイラストページの方ですが、「佇む」を「立たずむ」、「貶める」を「落としめる」とでっかい字で誤記しているのが気になりました。編集者校正者はちゃんと仕事してほしいよ、いい本なんだからさ、と惜しまれます。 スポンサーサイト
|
|
* HOME *
|