小説 ちはやふる 中学生編(2) /時海結以
![]() コミックス20巻の前後に読むと、本当にすとんと心におちてくる物語です。 新(あらた)の「清々しいまでの集中」力が、どんな情動を越えて生まれたのか、よくわかります。 尊敬する祖父の心が病気にむしばまれて行くのを見守る悲しみに、新(あらた)の心が悲鳴を上げているとき、幼なじみが、競技かるたにつらなる仲間が支えてくれました。 新の強さが、一人で育ったのではなく、多くの人に背中を押してもらって得られた強さであることが分かります。「ちはやぶる」までの強さは素質と努力の混交だと感じられます 21巻がより楽しみになる「小説 ちはやふる 中学生編(2) 」でした。 スポンサーサイト
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