東大の教室で『赤毛のアン』を読む : 英文学を遊ぶ9章 / 山本史郎著
![]() 実は私には読みこなせない部分が多々あって、「もっと英語ができたら、もっともっと面白かっただろうな」と思わされる本でした。英語は英文学への懸け橋だとあらためて思いました。
東大の教室で『赤毛のアン』を読む―英文学を遊ぶ9章 ![]() 読みこなせたとはいえないけれど、それでも大層面白かった。チョイ役であるアヴォンリー駅長さんの少ない科白から、いろいろなことが分かったり、原作のマリラと村岡マリラ(村岡花子が訳したところのマリラ・クスバート)の違いを通して、英文学の鑑賞法がわかる! かつ日本の児童文学の特色も。 原作とは違うマリラだけど、私は村岡マリラが好きです。 それは私が芥川の手巾を読む日本人だから。 日頃海外文学は翻訳で読むものと決めているネイティブジャパニーズに読んでもらいたい本です。 きっと、目から鱗がザクザク落ちますよ。 ![]() ![]() スポンサーサイト
|
|
* HOME *
|