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奇跡の宅老所「井戸端げんき」物語 / 伊藤英樹著
2009 / 01 / 10 ( Sat ) 19:04:03
自分の父親を介護するために始めたという宅老所「井戸端げんき」。そんな始め方があるかいと思いましたが、あるんですね。必要は成功の母ともいいます。

奇跡の宅老所「井戸端げんき」物語 (介護ライブラリー)
-- 講談社, 2008. 10(介護Library)

もちろん、利用者一号は著者の父親。自分の父が満足するような宅老所にしてなかったら、いわんや他の利用者にやです。(お父さんはこの宅老所が大好きで、宿泊の受入ができなかった当初は自宅から高速バスで通ってきていたとか)

この宅老所の最大の特色は「共生」施設であること。年をとって介護が必要な人も、幼くて保育が必要な子どもも、障害者も、いっしょにケアしていること。いやあ、楽しそうだぞ。

お迎えのバス(ワゴン車?)にはおしるこ号という名前がついています。常連のお客さんが愛犬「おしるこ」を乗せて他の皆さんのお迎えに行くからだそうです。命名のセンスも由来も素晴らしいと思います。


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