映画「るろうに剣心」を見て来ました
![]() ![]() 私はあまり興味がなかったのだけれど、夫婦割引で1000円なので、佐藤健くんを鑑賞すれば十分モトは取れるというヨコシマな心で出かけました。冒頭シーンの健くんはザンバラ髪で、顔がよく見えなくてジリジリしました。 戊辰戦争のあとはまずまず顔がよく見えるようになってよかったです。(←実に邪な鑑賞) 果たして健くん、ござるござるの侍(サムライ)言葉を力なく操り、しかし殺陣は力強く美しく、内柔外剛をよく表現していたと思います。 このもともと弱弱しい「ござる」でなければ、危機一髪場面の「降参でござる」がすんなりはまらなかったことでしょう。 ![]() 明治になってまだ10年。道場の伝統を墨守しようとする跡継ぎ娘が「わ」という終助詞を語尾を和らげる女ことばとして使用しちゃまずいでしょう。ここは「わかるまい」「わかりますまい」「お分かりになりますまい」でないと。それに「あなた」という呼称はこの時代対等または上位者に対して用いたはず。これも「そなた」または「るろうに風情に」でないと納まりが悪いでござる。 この感想を私が言うと、我が家の男たちは「お母ちゃんは男に甘くて女に厳しいんだよ」という反応でした。 えええ、そういう問題でしたか??? 佐藤健という字を見ると頭が勝手に「仮面ライダー」と変換してしまうため、実生活では「佐藤健」を「かめんらいだー」と読んでいるのですが、それでは話が混乱するので、ブログでの表記は世間並みにしてみました。名作だったと思います、『仮面ライダー電王』。 スポンサーサイト
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