下町ロケット/池井戸潤
![]() ビジネスは誰にとっても「負けられない」戦い。なのに敗者が出るのは必定。参戦者の全員が上がりに至る競争はない・・・・。 作者は日本人の判官びいきをよくわかっていて、冒頭に主人公の挫折を持って来ます。のっけから、エリート研究者から町工場の親父に転身せざるを得ない主人公。これは応援しなくては。 次次にふりかかる苦難。敵役の中にも炯眼を持つ者が現れ、投資家や法曹界も一筋縄ではいかず、いやはやこれでもかのエンターテイメント。 手に汗握って一晩で読了。 スポンサーサイト
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