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涙のストロガノフ或いはご来訪
2011 / 08 / 22 ( Mon ) 21:33:01
ワルシャワニキ20110619 (2)久しぶりに、実に久しぶりにレーズンの歌を聞く機会があり(もちろんライブではなく、古いCDで)昔感じた違和感を、言語化することができました。

問題の楽曲は「涙のストロガノフ或いはご来訪」。歌詞はさだまさし全歌曲歌詞集をご参照ください。(アルバムNo.36 あの頃について~シーズン・オブ・レーズン~[アルバム] 1991.11.10です)

ワルシャワニキ20110619 (5)鉄の女と謳われた妹に彼が出来、妹は俄然料理の練習を開始。
ビーフストロガノフを作ろうとして、2.5キロの肉を駄目にした妹。兄である自分は試食係として肥え太り、父は不機嫌になり、母は笑いこけた。
しかし奮闘の結果、我が家を訪れた彼は「味のわからん奴なのか それとも愛のなせるワザか」、ビーフストロガノフのようなものをおかわりと言い、妹は安堵の涙を流した。
と、そういうストーリー。


ワルシャワニキ201106192キロと500グラムの肉を駄目にした上、兄が太るほどの試作品を作ったということは、結局どれほどの材料を消費したのでしょう。それだけ練習してそれでもストロガノフ「のようなもの」しかできないなんてあり得る?
(妹がそこまで並はずれて不器用なのだとしたら、それを嬉しそうに語る兄ってどうなの??)

それにこの惨状を母親が笑っているというのが腑に落ちません。母親は「鉄の女」が苦戦するので溜飲を下げているのでは?

ワルシャワニキ20110619 (4)何よりもかによりも気に入らないのはこの彼です。
なんで恋人にこんな苦労をかけるの?
ここまで料理が不得意な人と恋人になるなら、彼女一人に料理をさせようなんて思わないでよ。
料理は自分がやるか、いっしょにやるかしてください。
自分も料理が不得意なら、彼女の惨状は分かるでしょう、いっしょに苦労しなさいよ。と、思います。

ワルシャワニキ20110619「こいつならまず大丈夫だァ」などと安心している兄のおめでたさをこの歌を聞いた当時は分かっていませんでした。
妹を大事に思うなら、女性だけが料理で苦労することを肯定しないでよ、兄ちゃん。と、今は思います。自分一人で苦労して、「おかわり」で涙ぐんでいる妹が、これから夫婦で苦労を分かち合っていくのは非常に難しいでしょう。その後妹は幸せになれたんだろうか・・・。



写真は6/19のクレマチス ワルシャワ・ニキ
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