痛みを分かち合う
![]() ![]() 定期券有効期間に5日以上の不通状態があった時は、日数分の運賃を返金してもらうか、継続購入時に日数を5日分延長するかのどちらかを、利用者が選べることになっています。 思えば4半世紀以上この路線を定期券で通いましたが、返金を受けるのは初めてです。鉄道会社に咎があるわけではなく、計画停電によるやむをえない運休なので、会社も気の毒です。でも、痛みは分かち合わなければ。私は仕事に行けなかったという痛みを、鉄道会社は運賃の返金という痛みを、復興のために生かしましょう。 それにしても、震災以来未だに運休が続いている路線があります。被災地以外でです。 gooの鉄道運行状況には「計画停電の影響で、終日、運転を見合わせています。」とだけ書かれ、再開の予定も代行バスの運行も載っていません。沿線の人はどんな思いでいるのでしょう。社会から見捨てられたような気持になりはしないでしょうか。 JR東日本が動かなくても、行政(市町村)がバスを出したり、乗り合いタクシーを手配したりしたのならまだいいです。鉄道もガソリンもない中で2週間も放っておかれたら、これはもう「痛みを分かち合う」レベルではなく、れっきとした人災だと思います。 私の接しうる情報では、運休地域にどんな手当てが行われたかわかりません。何らかの手が打たれているよう、祈るばかりです。 |
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