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映画「ヒックとドラゴン」
2010 / 08 / 24 ( Tue ) 18:56:02
8.22ビオラ縦映画「ヒックとドラゴン」を観て来ました。私は初めての3D映画鑑賞体験です。
映画館のペアデイサービス(ふたりで2千円)の日でよかった。3D料金を払ってまで、3Dで見る必要はありません。つまらないっていうんじゃないのです。2Dで十分ストーリーの良さは伝わるだろうということです。

臨場感ってなんなのかなと思います。
これから技術が進んで、ドラゴンが火を噴く場面で客席に熱風が吹いたら、私はうれしくありません。

文学が文字と余白で成り立つから文学であるように、2次元の動画と音声で臨場感を出してこそ、映画なんじゃないの?
「目の前に飛び出してくる感じ」が私には観賞の邪魔でした。

内容的のことは追記に書きました。ネタばれを含みますので、それでもいい方だけご覧ください。


(写真はクレマチスのビオラ)

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内容的には、子どもは親に自分の存在を丸ごと受け止めて認めてもらいたいと願い、それがかなえられるというハッピーエンドなのですが・・・・。

長(おさ)である父親にとって出来の悪い息子だと思われていたヒック。
そのヒックが、父子の所属グループ(バイキング)全体にとって非常な貢献(ドラゴンとの共存共栄の道をみつけること)をする。父と仲間に認められて万々歳。

一見「誤解してすまなかった」と父が謝ったことで、息子が父に全面的に受け入れられたかのように見えます。でも、父の気持ちが変わったとは思えません。バイキングを裏切ったように見えたけれど、そうではなかったからと許し、勘当しかけたことを詫びただけ。
本当にバイキングを裏切った息子だったら、父はもう息子として受け入れてはくれなかったんです。

この作品は興行成績がよく、もう続編製作が決定しているとか。
結果的に父子の利害が一致したからでなく、息子が息子の本性ゆえに父に愛される日が描かれるといいなあ・・・。
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テーマ:ヒックとドラゴン - ジャンル:映画


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