挿木の実習(雪辱パーライト法)
![]() 雪辱とは大げさですが、前回と違うタイトルをつける必要があったので・・・。前回から改善した点は太字で書きます。
![]() 最初に挿穂を切って水揚し、それから用具用土を用意していると1時間くらいすぐ経ってしまいます。 水揚時には、葉を水にぬらさないよう注意します。 今回は好みのタグを切らしてしまいました。書きづらいけど頑張って品種名と今日の日付を書きます。師匠の真似です。 ![]() ※節の下2~3センチだけを残します。長めに残したとしても最大で4センチ程度?。節から芽が出やすいように、節には発根もしやすい成長点があるのです。節で切ってしまうと成長点自体を壊すので、その下数センチというわけです。下線部師匠の請売り。 発根剤を着けたので切り口が白く見えます。 ![]() ![]() ![]() このバケツはちょっと深すぎました。洗面器のような、ある程度の深さと開口部の広さのある器にポットを入れて作業するとやりやすいと思います。 ![]() たっぷり水をやって、微塵を抜いてから、更に腰水につけます。 腰水用の器はよく洗います。無菌の土に外から黴菌をつけないためです。 腰水の深さは3cmほど。発根まで挿穂は雨の当たらない日陰に置きます。 水につけられていた茎から根が出てくることもあるけれど、水の中は呼吸困難で強い根にならないんですって。 だから水の中と錯覚させて発根を促すんじゃなく、馬の鼻面に人参をぶら下げるように、あるいはこっちの水はあーまいぞと蛍を呼ぶように、根っこを腰水のほうへといざなう必要があります。 なお、いざなうのは気持ちの問題であって、腰水をする以外に手出ししてはいけません。そーっとしておきます。私は足を出してしまう(挿木の入れ物につまづく)確率が高いので、今回は腰丈の台に乗せてあります。 <追記> 発根まで「2週間」ではなく「2か月」です。ただし品種によってバラツキあり。 私の「希望」が「単位」を間違えさせました。師匠、監修ありがとうございます。 ![]() ![]() ![]() スポンサーサイト
|
|
* HOME *
|