歌謡曲―時代を彩った歌たち/ 高護著 |
2022/10/17(Mon)
|
昭和20~30年代の歌謡曲について知りたかったので、序章だけで読了しました。 戦前の歌謡曲は、ポリドール、コロムビア、ビクター少し遅れてテイチクが並び立ち、レコード会社専属作家システムでどんどんとヒット曲が生まれた。 歌手は戦前においては声楽出身者が大半だったが、戦後はシャンソン、カンツォーネ、ラテンといった洋楽畑の他、民謡や浪曲、流しといった背景を持つ者が珍しくなくなった。また、専属作家の弟子以外のアマチュアも、コンクールやオーディションといった道で経てデビューするようになった。 1950年前後にはタンゴ、ボレロ、ルンバといったダンス音楽を取り入れた曲がブームになったが、お座敷ソングとミックスしたゲイシャ・ワルツも大流行。リズムや風潮のアイディアを洋楽に求める和洋折衷が盛んであった。 これだけの表記の中に、たくさんの作家、たくさんの歌手、たくさんの歌が思い浮かびます。東京大衆歌謡楽団の歌う歌が多彩であるのは、1950年代までの歌謡曲が和洋の、そして古今の素材を貪欲に扱っていたからですね。 声楽出身の歌手→藤山一郎、 コンクール出身の歌手→東海林太郎、 カンツォーネ畑の歌手→高島孝太郎 |
愛すべき名歌たち: 私的歌謡曲史/阿久悠著 |
2022/10/10(Mon)
|
今回は昭和30年の歌まで。それも東京大衆歌謡楽団がカバーしている歌だけ拾い読みです。 自分がものごころついていなかった時代の歌について、歌謡曲のプロ(作詞家)が流行当時の鑑賞について語ってくれるのは、興味深かったです。 特に「お富さん」と「弁天小僧」のくだりは、当時を知る人でなければ語れないなと思いました。どちらも歌舞伎由来の名曲で、自分は「弁天小僧」の方をより好ましく思っているけど、圧倒的に人口に膾炙したのは「お富さん」だったのですね。 懐メロは、予備知識なしいに聞いて好きになり、後から時代背景を知るのが最高だと思うので、あえて聞いたことのある曲の項だけ読んで読了。 新しく懐メロを知ったらまた開くのを楽しみに。 |
1週間で2カ月分の気温差 |
2022/10/09(Sun)
|
![]() 途中で雨が降ってきて、やりたいことの6割くらいしか出来ませんでした。 しかし、先週の日曜に今日と同じ作業をした時は汗だくだったのに、今日は長袖1枚で作業して丁度いいくらいでした。1週間でこんなに違ってビックリです。 |
‘ミケリテ’の二番花が咲きました 20221009 |
2022/10/09(Sun)
|
|
秋雨の‘パストラーレ’ |
2022/10/08(Sat)
|
|
‘ベノサ・バイオレシア’と‘ユスタ’の二番花 20221006 |
2022/10/08(Sat)
|
|
‘晴山’開花 20221004 |
2022/10/07(Fri)
|
![]() 春は株が弱っていて咲かなかったので、一番花です。 ![]() 期待していなかったのにあちこちでちらほら花が咲き出すと、何をしていても秋はめぐるものだと思います。 |
世界文学全集挫折 |
2022/10/05(Wed)
|
![]() 世界文学全集の読破は、第1巻を半分も読まずに諦めました。 生まれながらに人生から幸せを奪われているから、奪われた幸せをとり返すために盗みを働く、という精神がちっともわからなかったし、そんな人と付き合い続ける主人公につきあう時間が惜しくなったので、本(オン・ザ・ロード (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-1))は返却しました。 そして新たに借りて来たのは昭和歌謡の本ばかり。限りある人生なら、知りたいことを知るための読書だけで十分です。 |
| メイン |