タイニー・ビレッジ その46
![]() ![]() 「それではお約束の、元お手洗いをお見せしないといけませんね」 ひよりがガイドらしく案内する。 「こちらが、元お手洗いです。 熊さんはまず、トイレを書斎にしたんですが、ドアは取り外してしまいました。その上、正面の壁を床から軒下までガラスブロックにしちゃったんです」 「たしかに、これだと外と繋がっている感じね」 「外が見えるようで見えない、見えないようで見える。ぼんやり繋がっている感じですね」 ![]() 「これですよ」 と言て、ひよりは置いてあるスーツケースを指さした。と、そのままひょいとかがみ、スーツケースからデスクを作り上げた。幅1mあるかないかの小さなデスクだ」 「市販品ですけどね」 そういうひよりの口ぶりは、市販品は芸がないとでもいいたそうだった。 「折りたたみの机がスーツケースの側板になっているのは面白いけど、机としてはチャチかな。悪いけど」 「はい。熊さんも自分で『名ばかりでも書斎を持ってみたかったんだ』と言っています。ここは名ばかりの書斎で、この机はもっぱらビレッジの催事に使っています。持ち運びの簡単さはスーツケース並ですから」 |
冬のクレマチス園芸
![]() ![]() ●モンタナの梅巻き:梅の木を剪定するとき、梅の木の枝にからんでいるモンタナのつるをほどき、ほどいたものを梅の太い幹に巻きつけました。昨シーズンは、(我が家にモンタナを導入して以来初めて)花殻切りをしなかったのですが、それが吉と出るか凶と出るか影響ないか、この時点ではまだわかりません。花を見る時邪魔にならないように去年の花柄を切りました。 つるが途中で二股に分かれていたり、わかれた先でまた分岐したりしていると、主なつるを巻き付けた後も、脇枝のつるがビュンビュン飛び出して、ベートーベンの頭のごとくモジャモジャになりました。飛び出したつるを、キウイのつるの細いので、梅の幹にくくりつけてみました。新技で荒技。 ●アーマンディーの抱き上げ:支柱から外れて地面に引きずっていたアーマンディーの枝を抱えあげてフラワースタンドの上に乗せておきました。つる全体が裏返って、たくさんの葉っぱが裏返っていますが、まだ花芽と葉芽の識別が出来ないくらいの時期のことなので、まだ時間があります。光の来る方向に花芽は伸びて行くことでしょう。 ![]() オベリスクからつるを解くときに、分岐点から脇枝がも出てしまうことが3・4度あり、そのうちの1本はもげた部分の長さが2メートル近くあって、○| ̄|_ガッカリしましたが、花が咲いた後すっかり放置していたので仕方がありません。 乾ききった花柄も切り落としました。思った以上の数の多さで時間がかかりました。 ![]() 大輪系も(導入して以来初めて)3番花の花殻切りをしなかったのですが、そのせいで明らかに花芽の着きが悪い気がします。 そしてフラウ・ミキコとハーバート・ジョンソンの地上部が消滅しました。5月になっても地中芽が出てこなかったら、フラウ・ミキコは買い直そうと思います。 鉢植えの数々、特に5号以下の鉢は、どれが生きていてどれが枯れているのか、皆目わかりません。 鉢植えの水遣りは、ずぼらな自分には無理だと今度こそあきらめがつきました。今持っている鉢植えが生きていたら、地植えにするか里子に出すかして、苗の延命を図りたいと思います。 テーマ:クレマチス 大好き♪〜 - ジャンル:趣味・実用 |
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