赤城南麓千本桜
![]() ![]() ![]() 昨年「太宰治の辞書」を読んで以来の念願がかないました。 「太宰治の辞書」は、20年前国文科の学生だった`私’が家庭と小さな出版社の編集者という仕事を持って働く話です。 国文科を出て活字文化の中で働けるなんて、自分が高校時代にあこがれた通りの人生。それも生き馬の目を抜くバリキャリではなく、まあ平凡と言える平和な暮らしに自分でアクセントをつけていくという働き方で、今見ても理想的。 その`私’がとてもとてもとても美味しそうに食べていた焼きまんじゅう。焼きまんじゅうを群馬県で、焼きたてで食べなければ意味がないと思わせる筆致でした。 ついに焼きまんじゅう食べて、「本当だね、`私’」と思いました。 |
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