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最小限主義。/沼畑直樹
2016/03/31(Thu)
読み始めた時に、もしかしてこれ既読?と思ったのは「もう物は必要ない」とお情の本のイメージが似ていたから。著者同士が仕事上のパートナーだったのだから、当然といえば当然の通底するものがあります。
どちらの本も、ミニマルな暮らしの良さを辿りながら、違う語り口、違う価値観。人の個性って面白いなと思います。
この本はシンプルにミニマルな暮らしの楽しみを語っていいます。修行ではなく楽しみのために選びとった最小限主義。面白い。



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モンタナのつぼみ
2016/03/30(Wed)
モンタナ20160330 (2)モンタナ20160330 (1)モンタナの蕾が膨らんで来ました。
あと3週間以上かかると思いますが、とりあえず、元気なつぼみがあるのは結構なことです。
1本の梅の木にモンタナの2品種(エリザベスとスプーネリー)をぐるぐる巻きにしており、どの蕾がどっちの品種かわかりません。知らないうちにどっちかが枯れて、1品種だけになっている可能性もあります。

アップルブロッサム20160330 (1)アップルブロッサム20160330 (3)アップルブロッサム20160330 (2)つぼみの固いつぼみの写真だけでは淋しいので、アーマンディー・アップルブロッサムを載せておきます。
他に花のない時期に咲くアーマンディーは、毎年すごい枚数の写真になります。
初孫の写真は他のどの孫より多いってやつですかね?



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服を買うなら、捨てなさい/地曳いく子
2016/03/29(Tue)
自分を結構おしゃれだと思っている人にも、おしゃれなんてどこから手をつけたらいいのか分からないという人にも、どっちにもためになることが書いてあるのが不思議(笑)
バリエーションなどなくていい、とは金言です。
そしてそれをスタイリストが言うんだから、この本はすごい。
他のスタイリストやアパレルショップの関係者に嫌われてしまうだろうに、こんな本を書いてしまう。著者は自分が売れっ子でいることより、見目よい装いで過ごす人が増えるのを望んでいるのだろうと思います。



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フランス人は10着しか服を持たない2/ジェニファー・L・スコット
2016/03/28(Mon)
正巻より続巻のこちらの方が、ハウツー度が上がって精神論が減った気がします。
人生訓より家事や育児の手ほどき優先という感じかな。
でもそれは正巻に比べてであって、やはり他の家事指南本とは一線を画す「人生訓」入りです。
要は人生を楽しもうと。丁寧に味わおうという本。
「えー、そんな手がかかること無理」じゃなくて「それだけでいいんなら自分もやってみようか?」という気にさせるのが、この本が売れる理由だと思います。



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散髪アーマンディー
2016/03/28(Mon)
アップルブロッサム20160328 (2)アップルブロッサム20160328 (1)左写真がアーマンディー・アップルブロッサムの散髪前。
右写真は散髪後。

アップルブロッサム20160328 (3)アップルブロッサム20160328←左写真が剪定に失敗して切ってしまった花。
右写真は剪定してよく見えるようになった花。→

今日は他に、柿生とジリアン・ブレイズの剪定&誘引、フルディーンとベノサ・ヴィオレシアの誘引をしました。
そうです。早咲き大輪系クレマチスに続いて、遅咲き系クレマチスの誘引が始まったのです。焦ります。
ベティ・コーニングの地中芽は菜箸くらいに伸びているのが何本もあるのに、驟雨到来で放置しました。


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失踪少女保護
2016/03/27(Sun)
江戸彼岸桜20140329 (2)14年3月から行方不明だった埼玉県朝霞市の中学生の女子生徒が保護されました。
無事で何より。13歳から15歳という時期に、親からも友達からも引き離されていたことには胸が痛むけれど、無事だったことが何よりです。
少女の同級生やその親仲間が、何度も何度も駅に立って、声を嗄らして情報提供を呼び掛けていたのに、何度か行き合わせたことがあります。そのたびに、目を伏せて逃げたものです。ごめんなさい、役に立たなくてごめんなさいと。

桜20140328 (1)駅頭で呼びかける人たちが真剣で切実で、自分もなんとかして役に立ちたいと思うけれど、出せる情報が何もないのでした。
情報提供を呼びかけるポスターを見ると、両親がどんな気持ちで娘の帰りを待っていれるかが思われて、目と鼻から水が出てしまいました。花粉症は我慢ならんというふりで、駅のホームで盛大に洟をかんだことが何度あったことか。

もちろん、ポスターにも呼びかけ人にも、なんの悪いこともありませんでした。ただそこにあった強大な悲しみがつらかった。
それが、見るたびに視界がぼやけるあのポスターがもうなくなります。あの、耳に刺さるような呼びかけも。
こんなに多くの人に繋がれた悲しみの連鎖を解いた、少女の保護。
少女と家族の平和な日常が、一日も早く来ますように。



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夫夫円満/パトリック・ジョセフ・リネハン
2016/03/27(Sun)
アメリカには外交官のゲイもいると「LGBT初級講座」で読んだばかりでした。そうですか、あなた方がそうだったのですね、と、お噂はかねがね状態で読み始めました。
かつて同性愛者と知れれば失職する状態で、やむを得ず隠していた性的嗜好。
今ではそれを披歴し、歴史を動かす側に立った二人。二人で世界を変えると意気込んでいるわけではなく、多くの力の中の一部として、変える側に立つ気持ちがいい。
われわれ(日本人の大勢)が自分自身が歴史の担い手であるという事実を忘れがち(または忘れたふりをしがち)なので、怠りを戒められている気がします。

夫夫円満の秘訣はそのまま夫婦円満の秘訣でもあります。永遠の一日先まで愛しているとは日本人にはいいづらいセリフですが、愛情は口に出すと増幅するのでしょう。彼らの愛情表現を読むと「君は僕の空気だ」と思われているより、「君は僕の太陽だ」といわれる人生の方がいいに決まっていると思います。



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フランス人は10着しか服を持たない/ジェニファー・L・スコット
2016/03/26(Sat)
いいと信じることを、いいときっぱり言い切る感じがなかなかよろしい。くだくだしくない、スピーディーな文章です。
しかし、なんでこれがこんなに人気が出たのかわからない。
空気を読んで、回りの人から浮かないようにとばかりしている日本人に、「シックかシックじゃないか」を行動規範にする著者の主張が新鮮だったのか??
大量消費社会で、モノを手に入れることに汲々とするのを止めようという主張する本が売れる。何かが変わろうとしているのかもしれません。

分類番号590.4(家事に関するエッセイ)がついていたけど、私なら159(人生訓)をつけると思う。

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アーマンデイ・プロブレム
2016/03/25(Fri)
moblog_ff4992d5.jpgアーマンデイの問題は、花が自株の他の枝に隠れてよく見えないこと。
今はまだ咲いているのが写真の部分だけなので、ほかの枝や葉を手で押さえつけて写真を撮っています。
このままでは年に一度の見頃が台無しです。次の休みに、花またはつぼみのない枝は全部切り、花の手前にある葉はみんなむしってしまおうと思います。

「おいおい、開花期のその剪定は乱暴ではないか」ですって?
いいえ大丈夫。
私なんかの乱暴をはるかに凌駕する、狼藉の域なんです。アーマンデイの繁茂ぶりは。


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LGBT初級講座 まずは、ゲイの友だちをつくりなさい/松中権
2016/03/24(Thu)
ゲイの強みはゲイのレーダーである「ゲイダー」。ゲイ能力が世の中でどんな役に立つか。・・・という具合に、ポジティブに、社会を支える一員として明るく発言しているのが新鮮です。社会が自分に何をしてくれるかではなく、自分が社会に何を為せるか考えている人っていいなあ。
現役電通マンであるゲイのゴンさんが書いた本を読んで、「異性装もしない異性愛者なんてつまらない」と言われる未来も有りえるかもしれないなと思うこの頃です。



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故人サイト/ 古田雄介
2016/03/23(Wed)
著者 : 古田雄介
社会評論社
発売日 : 2015-12-11
墓標の研究家や、デスマスク収集家がいるなら、故人サイトをへめぐる人もいるのですね。
作った人がなくなっても、サイトは残る。放置されて、または遺族や遺志を継ぐ人に管理されて。
墓碑だって、苔むすものもあれば磨き続けられるものもある。訪う人の絶えない墓もあれば。獣に荒らされる墓もある。ウエブ上のサイトも同じなんですね・・・。追悼コメントが増え続けるサイトがあれば、荒らしに合うサイトもあると。
まさか死ぬとは思わずにブログを書いていた人や、死の影を背負いながら明るいブログを書いた人、またはブログにだけ死への恐れや弱みを漏らしていた人。それらの人の日記を覗くのなら気が咎めるけど、ブログはもともと不特定多数に対して公開されたメディアだから、読むことに呵責を感じなくてもいい。
見知らぬ人の魂の奥を覗くような、不思議な読書体験でした。



不死身でない限り、スパムコメント対策だけはしておかないといけないな・・・・・。

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エドヒガンとカタクリ
2016/03/23(Wed)
エドヒガン20160322 (4)

カタクリ20160322ハクモクレン20160322 (1)








昨日撮った写真です。
江戸彼岸桜、片栗、白木蓮が咲いています


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センチュウのしわざか?
2016/03/22(Tue)
ザプレジデント20130804今日は振替休日だったので、朝から晩までクレマチス三昧の予定でした。しかし、世の中はお彼岸で、人が来たり出かけたりで、思ったようには進みませんでした。
暗くなって手元が見えなくなったのが18時10分。ギリギリまでがんばって、写真を撮るヒマはナッシングでした。

昨日は防草シートの下だったところを掘り返してドクダミ退治。
今日はクレマチスの間に生えたドクダミが相手。調子に乗って掘って行って、クレマチスの根を掘り返してしまうという事態を恐れていたのですが、実際はもっと恐ろしいことになりました。
それは・・・あるべきところをからクレマチスの根が出てこないという事態。
かなり根元近くまで行っても根が見えないので、思い切ってザ・プレジデントを掘り出してみました。

ザプレジデント20140508古株の根本に地中芽が一つ見えていたので、生きていることは確か。だからこそ、予備株がなかったら手出ししないで様子を 見たろうと思います。
でも今回はざっくりと根元から20cmくらいの所にスコップを入れて見ました。
根っこはほとんど腐ってました。
なんでどうしてと言ってみてもはじまらないくらいしか白い根が残っていません。でも芽が一つあるから、生きている。
生きているものは捨てられず、芽のついたわずかな根をポットに植えてみました。
そして、腐った根は捨てようとした時、根の一部分に、「芽のようなもの」を発見。生長点があるならこれも植えておこうと、またポットに植えました。去年の株よりものすごくサイズダウンだけれど、図らずも株分けが出来てしまいました。

ザプレジデント20140507 (1)ザ・プレジデントの周りは、これまでにも晴山が枯れ、穂高が枯れかけ、フラウミキコの先代が枯れています。
ネグサレセンチュウでもいるのかな、土壌消毒ってやったことないし。
・・・・もしかしたらフラウ・ミキコもこんなことになっているかも? フラウも掘ってみようか??
と思ったけどフラウミキコは予備株がないので我慢します。実際、一度はダメかと思ったミス東京が今年は復活していますし。

<今日の作業>
ザ・プレジデントの株分け。
ニオベ、晴山、プリバルチカの定植。
ミス東京と星のタンゴの剪定&誘引。
<し残したこと>
ジリアン・ブレイズと柿生の剪定&誘引。


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先駆けのアーマンディー
2016/03/22(Tue)
アップルブロッサム20160322 (2)アップルブロッサム20160322アーマンディー・アップルブロッサムが咲きました。
左が朝の写真、右が午後です。

アーマンディーの開花は昨年より1週間早いです。
そして今日あたり、いつもアーマンディーと一緒に咲くソメイヨシノも咲き出したようで、咲く時期は多少ずれても咲く順番は違えないという、自然の律儀さを感じます。



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フラウミキコが咲かないなんて
2016/03/22(Tue)
フラウミキコ20160104 (2)フラウミキコ20160111左は1月4日のフラウミキコ、右は1月11日。
その後、葉芽でもいいから何か動きがないか観察しているのですが、葉芽も花芽もなんにもなくて、間もなく桜も咲くかというこの時期なのに、生きている気配がないのです。
青の名花フラウミキコが我が家に全然咲かないなんて、あってはならない事態です。
当方諦め悪し。地中芽が出るのを待ってみます。


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夜の西武園ゆうえんち
2016/03/21(Mon)
西武園20160320 (14)西武園20160320 (4)西武園20160320 (13)西武園ゆうえんちのイルミージュを見に行きました。
規模はあしかがフラワーパークよりずっと小さいけど、光のキャンパスが小さく(あしかがに比べればですが)と、イルミネーションが間近で色が鮮やかに見えます。

西武園の今年のイルミネーションプロデュースは小林幸子さん。そう、演歌歌手の。
なぜ歌手に頼むんだろう? なんとかデザイナーとか、かんとかプロデューサーとかじゃなくて?

西武園20160320 (6)西武園20160320 (9)西武園20160320 (12)きれいはきれいだけど、このイルミネーションについて小林幸子という歌手が何をしたんだろうと思います。
よいデザイナーをみつけることかな?

西武園20160320 (5)西武園20160320 (7)イルミージュは4月10日まで。
次の週末なら、昼間は園内の桜、夕方からは光の花が楽しめるかもしれません。


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啐啄のアーマンディー
2016/03/21(Mon)
アップルブロッサム20160321アーマンディー・アップルブロッサムが咲いた? 咲いてない?

開花宣言は・・・・明日かな。

何だかもう 手を貸して、花を開いてあげたい・・・・。

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HFヤングの向上心
2016/03/21(Mon)

HFヤング20160320HFヤング20160321昨日は先週に引き続き、HFヤング2株目の剪定誘引を致しました。そして、生きているかなり長い枝を2本、切ってしまいました。
気をつけて、枝の先の方から見て、根に近い方に葉芽も花芽も何もなくても、先の方に芽があるものは残すようにしていたんです。それでもやってしまいました…_| ̄|○


写真左は昨日の、右は本日のHFヤング。1日でもう芽が上向きになっています。 ビバ! 生命力。


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あなた誰?
2016/03/21(Mon)

あんた誰?20160320マトカシェドリスカ20160320いつか来るとは思っていたけれど、今日それが来てしまいました。
ポットの名札が抜け落ちて、どこかに飛ばされ、何が植わっているかわからない。そんなポット(写真左)に向かって、「あなた、誰?」と問いかける今日この頃。

右は剪定&誘引成ったマトカ・シェドリスカの花芽です。


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ある直角死
2016/03/21(Mon)
テンテル20150722 (2)それは齢80を幾つも越えた老人の話。
元は農家の親爺だったので、愛車は軽トラ。運転ができない妻と二人暮らし。いつの間にか、歩くのが大儀になって、それでもまだ運転していました。そうしないと買物ができず、暮らしていけないから。
食欲が落ちたのは、後から思えばガンのせいでした。あんまりものを食べなくなって、近所の医院にかかったら、すぐに大学病院を紹介されて入院。軽トラも取り上げられた彼からみれば、家から車で1時間という距離は、飛行機で10時間、船で30日かかる距離とかわりありません。
2週間余り入院していたけれど、帰りたい帰らせろと言い続け、医者と息子に懇願して、かき口説いて、無理も槍も押し通して退院したのでした。
彼は退院から3日目の夜、眠ったまま逝きました。

テンテル20150524 (7)妻が気がついた時は冷たくなっていたという、静かな最後だったそうです。
願い続けた帰宅を果たした大往生というか、家に帰りたいと焦がれていた半月を哀れというか、見方はいろいろだけれども、PPKの上を行く直角死(「「おじいさんの台所」の死」参照)だったと思います。

亡くなったのは母の友人の夫です。

見舞いに行くための足がなかったから、母の友人は入院中一度も夫に会えませんでした。子どもは病院と実家の中間やや病院よりに住んでいて、父を見舞ったり、母の暮らしの手伝いをしたりで精いっぱいだったようです。
病人が退院帰宅した翌日に母が家をたずねたら、旦那さんは、口数が減っていてあいさつくらいしかしなかったけれど自分でトイレに行けていたとのことでした。
看取った妻が満足しているのだったら、私は「大往生」だという人に賛成です。


直角死とは、長く患うことなく死ぬこと。ただし周りの人に別れの覚悟ができてから。
具体的には病臥8日から20日の間に死ぬこと。定義者は佐橋慶女さんの父。

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秒読みアーマンディー
2016/03/20(Sun)
アップルブロッサム20160320 (2)アップルブロッサム20160320 (1)アーマンディー・アップルブロッサムの、蕾が口を開け始めました。
クレマチスシーズンの、幕が上がり始めたようです。


例年アーマンディーはソメイヨシノと一緒に咲き出します。
どこかで桜もほころび始めているでしょうか。

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夫婦の断捨離/やましたひでこ
2016/03/20(Sun)
相手の持ち物に対してどんな気持ちを持つかは、相手をどう思っているかに深い深いつながりがあるという。ああ、そうか、そうだったかと膝を打つ勢いで読みました。
この本を「本で床は抜けるのか」の著者が読んだらなんていうだろうと思います。



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カルト村で生まれました。/高田かや
2016/03/19(Sat)
ものごころつく前からカルト村にいると、自然に洗脳されてしまいますね。読んでいて「何かを思い出すな。何だっけ」と思い出したのが、『生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った』でした。
北朝鮮での子ども時代のヨンミと、このカルト村の子どもたちはよく似ています。異常を異常と思わないところが。
カルト村の子どもたちは日本の公立小学校に通っていたから、村の外の子どもと自分たちが「違っている」のには容易に気がつきました。けれど、自分たちが人権を蹂躙されているとは気がつかないのが子どもの悲しさです。
幸い著者は高校卒業後に村を出て、客観的に村を見られるようになりました。
このカルト村が、村内に学校まで作っていたら、著者はどうなっていたのか、・・・・ぞっとします。

人は環境に慣れてしまうから、子どもたちにはいい環境で育って欲しい。そしてそのよい環境をさらに次の世代につないで欲しいと思います。

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規格外な夫婦 /龍たまこ
2016/03/18(Fri)
ツレがうつになりまして。」から始まり「人間仮免中」「わが家の母はビョーキです」を経て、今度はこれ。
今回は強迫症のイメージがつかめました。
次は「マンガ境界性人格障害&躁うつ病REMIX 日々奮闘している方々へ。マイペースで行こう!」かな。

自分または身近な人がビョーキでないなら、うんと詳しく知る必要はない。でももしもどこかで、心の病気の人やその家族と出会ったとき、偏見から相手を傷つけないように、少しは知っておきたい。心の病気について。

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母親やめてもいいですか/山口かこ
2016/03/17(Thu)
よくここまで正直に書きなすったなと、原作者に敬意を表したい。
勇気がいることだったと思うが、だからこそ、我が子を捨てたいと思うほど悩んでいる人に寄り添う本になるだろう。そして著者の公開や反省が、静かに心にしみる。

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朝が来る/辻村深月
2016/03/16(Wed)
著者 : 辻村深月
文藝春秋
発売日 : 2015-06-15
子どもは、授かりものではなく預かり物。
預かって、育てさせてもらうもの。

特別養子になった子どもの生みの母が、養親に「子どもを返してくれ」といってくる話と聞いていたので、もっと、そう「そして父になる【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)」みたいな話かと思いました。読んでみたら実は、若すぎた母の青春悲話でした。

若すぎた母を救うのは年長の養親だけど、この養親をこのようにあらしめたのは、6年前に養子になった子どもでした。
無垢というのは何と強く、希少なことかと思います。



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同性婚 私たち弁護士夫夫(ふうふ)です/南和行
2016/03/15(Tue)
夫夫(ふうふ)二人とも弁護士。
「きのう何食べた?」を読んでいる人は驚かないだろうことがたくさん書いてあります。
「きのう何食べた?」を読んでいても驚くのは、同姓婚カップルの子育てについてです。
自然に子どもに恵まれるということのない同姓婚だけれど、本来的には異性婚で不妊のカップルと状況は変わらないはずなのに、子どもを望む人がいること自体無視されています。
同姓婚の人は子育てをあきらめていると勝手に思っていた自分に、自分の想像力のなさに、驚きました。
生物学的には自分の子でなくても、パートナーと一緒に子育てをしたいとまじめに望む人がいるなら、生みの親の庇護が受けられない子どもを育ててもらえるわけで、個人の幸せと公共の福祉が共に実現するいい方法だと思います。

「きのう何食べた?」を読んでいる人は驚かないだろうことがたくさん書いてある・・・ということは、「きのう何食べた?」はヘテロもゲイも普通の人だというこという意識涵養に役立っているんですね。
朝が来る」を読んだ後でもあったので、保育に欠ける子どもにとって、ゲイカップルやレズビアンカップルの特別養子という受け皿ができることは、施設保育の多い現状より有益?と考えさせられます。



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きのう何食べた? (11)/よしながふみ
2016/03/14(Mon)
10巻を飛ばして11巻を読んでしまったため、シロさんとケンジが、特にシロさんが年をとっていました。
カップルの幸せは、共に年をとるってことかなと思います。共に。
9巻で新生児だった子が、ずいぶん人間らしくおなりになっていて、シロさんが老けるのも無理はないと思います。
でも、その間にシロさんは学習し、ケンジを喜ばせるのが上手くなっていて、二人は互いを幸せにするポイントを増やしています。年を重ねるってやっぱりすごいわと思います。

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H・Fヤングの剪定
2016/03/13(Sun)
HFヤング20150509 (11)HFヤング20150505 (4)今日も寒かったです。

マトカシェドリスカ20150502マトカシェドリスカ20151010今日は用事もあって、やれることが限られました。現在、我が家で一番花芽の動きが顕著なのがH・Fヤングだったので、この一株に集中しての作業。

マトカ・シェドリスカは花芽が動いているけど、動いているけど無念ながら、今年は花芽の絶対数がとても少ないです。昨シーズン三番花の後で「たまには果球観賞しようか」と一枝無剪定にしたのがこんな効果を上げてしまったのでしょうか・・・・。

さあ、次の休みこそマトカ・シェドリスカとジリアン・ブレイズと柿生の剪定&誘引だ。柿生の花芽はどうなっているかなあ。



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ミヤマハンショウヅル?
2016/03/13(Sun)
タカネハンショウヅル20150504今日はつっこみどころ満載のハンショウヅルについて。
まず始めに困るのが系統。カンパネラ系(またはベバエンセラ系)だそうですが、私のブログカテゴリー分類はそんなに細かい設定にしていません。やむをえず今は壺系(テキセンシス系ヴィオルナ系)に入れておきます。
次に左の名札のどこまでが本当なのか。まず、天地が逆なのは明らか。名にし負う半鐘を、上向きにしてどうするんでしょう。
さらに問題なのは品種名。これ、本当にミヤマハンショウヅルなの??? ハンショウヅルと比べ花びら(ガク片)が薄く、しわが多くて外側に反り返らないのがミヤマハンショウヅルだそうですが、この写真で見る限り、ガク片が厚そう。
実は私はこれを、タカネハンショウヅルだと信じて買いました。でも今検索しまったところ、これはどうもただのハンショウヅルのようです。

タカネハンショウヅル20150503左写真は昨年隣市でオープンガーデンをやっているお宅で見たハンショウヅル。
こんな花が咲けばいいいいなあと思いますが、天地逆さま写真でラベルを作って作ってしまうくらいの生産元ですから、ラベルのつけ違いだって高確率で起こることでしょう。
今はただ心を落ち着けて、期待しすぎないようにしようと思います。


しかし、去年百円で買った小苗が冬越しできたかわからないうちにこんなことを考えているんですから、既にかなり期待しちゃってるかも。

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