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ほぼほぼ
2016 / 01 / 27 ( Wed ) 21:35:04
鋸南町水仙20130128 (5)たましいのふたりごと (単行本)」に、<あわわわわ>と言う(書く?打つ?)人は嫌いだという話が出て来て、この感じわかるなと、と思いました。
「こういう言葉づかいをする人が嫌い」という感覚が、すごくよくわかってしまいます。
私の場合<ほぼほぼ>と言ってはばからない人の神経が嫌です。
<ほぼ>よりもっと決定に近く、でも決定じゃないという状態を言いたいらしいけど。

鋸南町水仙20130128 (4)<ほぼ>状態なのか<決定>状態なのかの判断を避けて、自分の発語に責任を負いたくないという態度が見え見え。
<ほぼ>だってかなりファジーな、便宜性の高い表現なのに、<ほぼ>を選択する勇気も、<・・・・・に決まっている>と決めつける勇気もない。本当は決めつけているのに、決めつけていないふりをするための<ほぼほぼ>。
<ほぼほぼ>を連発するような人は、責任ある仕事をしたがらない人に決まっています。



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愛しの座敷わらし 上 /荻原浩
2016 / 01 / 27 ( Wed ) 14:32:22
お父さんの晃一中心に話が始まる序章は、いちいち映画の水谷豊が思い出されて、なかなか入り込めませんでした。
が、妻の目線、子どもの目線、おばあちゃんの目線でと、話をひっぱる人がどんどん変わるので、そのうちにぐっと話に引き込まれ、いつの間にか自分も座敷わらしのいる家の家族になったように、一喜一憂していました。
特に座敷わらしがかわいらしく思えたのは、家族で一番年少の子どもが座敷わらしを慈しんだのと、おばあちゃんが座敷わらしと孫を一緒に見守っていたせいでしょうか。



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