トットひとり/黒柳徹子
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ダーリンは外国人 ベルリンにお引越し/小栗左多里
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音楽の在りて/萩尾望都
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ほむほむ
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愛しの座敷わらし 下 /荻原浩
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ほぼほぼ
![]() ![]() 「こういう言葉づかいをする人が嫌い」という感覚が、すごくよくわかってしまいます。 私の場合<ほぼほぼ>と言ってはばからない人の神経が嫌です。 <ほぼ>よりもっと決定に近く、でも決定じゃないという状態を言いたいらしいけど。 ![]() <ほぼ>だってかなりファジーな、便宜性の高い表現なのに、<ほぼ>を選択する勇気も、<・・・・・に決まっている>と決めつける勇気もない。本当は決めつけているのに、決めつけていないふりをするための<ほぼほぼ>。 <ほぼほぼ>を連発するような人は、責任ある仕事をしたがらない人に決まっています。 |
愛しの座敷わらし 上 /荻原浩
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残念
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スプーンで作るおやつ/小堀紀代美
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フランスの子どもはなんでも食べる/カレン・ル・ビロン
![]() 育児の指南書のようなふりをして、実はフランスの食文化と国民性を語る本。 面白いですよ。特別の人じゃなく、そのへんのおばあちゃんが、ありふれた運転手が、みなみな持っているフードポリシー。 それをポリシーと意識すらせずに、フランス人は、本物の食べ物を、どこでどう食べるかを決めています。本物の食べ物を、どこでどう食べるかを決めているのがフランス人だと言ってもよさそう。 二人の幼児を連れて、夫の故郷ブルターニュ地方で1年間暮らした著者(北アメリカ育ち)が、フランス人の食に関するルールのブレのなさ、階層年齢男女の差のなさに驚く様子は、日本人の自分にもよく分かります。 |
私はいただけないけど
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アーマンディーの支柱問題
![]() ![]() 今日はやっと寒風をついて庭に出てみました。 相変わらずみじめな冬の庭です。アーマンディーを支えきれずに折れたトレリスが、雪の重みでますます折れ曲がり、支柱の意味は無になりました。今年はアーマンディー導入以来初の、「眼下に咲く花」を見られるかも。去年の花後に導入以来初の大剪定を行ったため、どれだけ咲くかは未知数ですが。 今年はアーマンディーに、なんちゃってオベリスク(実は高さ120cmの鉢スタンド)をあてがってみようか?? 左写真はインテグリフォリア・アルバ(手前のボケた白い花)を見る為でも、クリスマ・クリスパニ(後方の3つ並んだ花)を見る為でもなく、ハイスタンドの足の太さ(強度)を考える為に引っ張り出したもの。 アーマンディーをを支えるには、・・・・細いかなぁ。 |
あの家に暮らす四人の女/三浦しをん
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1月18日に感服したこと
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1月18日に天を仰いだこと
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光のバラの花
![]() ![]() ![]() バラ園のバラは10秒ごとに色を変えて光ります。 ![]() ![]() ![]() ![]() クレマチス用のオベリスクには、クレマチスといえばいえるかな?のイルミネーション。 ![]() ![]() 青いピラミッドの後方に見える黄色は、黄藤のトンネルのイルミネーション。もちろん、白藤の木に下がっているのは白色のイルミネーション。大藤の棚では長い花房の上から下に咲き下る様子を、光の動きで見せています。 ここはまさしく「テーマ」パーク。あしかがフラワーパークです。 |
みんなで休もう
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センター入試の裏側で
![]() どこの大学も教職員は大童(おおわらわ)だけれど、在学生はセンター試験準備日と本番2日の計3日、まっさらの3連休となる。 この、大学生だけにある連休に、事故は起きた。 15日夜、スキーツアーバス転落事故のTV報道を見た。 それまで「犠牲者は大学生」とだけ聞いていたが、この夜初めて、大学生の死者8名の名前を画面で見た。 年齢を見たところで、涙が噴き出す。息子と同じ年の学生が4人いた。 無念無念無念無念。どんなに、無念だったことだろう。 無念だったろう・・・・。 転落事故の現場に、各大学の職員が駆けつけているという。ゼミの教員である尾木ママも大学職員と一緒に出かけたという。 大学の職員に何ができる。職員だろうが教員だろうが、何ができると言うんだろう。 せいぜい被害者と家族の狼狽に、付き添うだけだろうう。 どうかよく付き添ってほしい。付き添って。 死者の数は14人だと言う。意識の戻っていないけが人もいるという。まだ名前が発表されていない死者が4人。 バスツアー参加者の家族の、心配と不安のいかばかりか。 望んでも無理なことは分かっているが、参加者全員に無事に帰って来てほしい。 無理だと分かっているが、みんな帰ってきて欲しい。 せめて今、意識がないという怪我人が、早く目覚めますように。 目が覚めて、「おかあさん」と呼べますように。 |
なぜか、マンガになる日本語/いのうえさきこ
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光の花
![]() ![]() 日本一の大藤がある、あのフラワーパークです。 ビオラ、アリッサム、葉牡丹、蝋梅、梅が咲いていたけど、梅も蝋梅も本数は少しだけなので、生花は淋しいです。 まあ、まだ冬だから、しょうがないです。 しかしさすがフラワーパークで、わら囲いをした冬牡丹、ガラスの温室の中に浮く牡丹とプリムラが、要所を締めます。 わら囲いの中の冬ボタンは、根本に小さな光を播かれて、まるで蚊帳の中で蛍に照らされた玉蔓のようです。 ![]() イルミネーションは確かにきれいだけれど、造園家が見せたいのは花なんだと、感じたことです。 |
パンダまん
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親を、どうする? /小林 裕美子
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娘になった妻、のぶ代へ/ 砂川啓介
![]() この本を読んで、3つのことを知りました。 ボケないためのゲームはききめが無いこと、認知症を隠していると著しく交際を制限することになり、結局患者のためにならないこと、役者のマネージャーは(人と場合によるのでしょうが)が介護までするのかということ。 想像した通りですが、一番大変なのは、パートナーのボケを認める(受け入れる)ことですね。ボケて行くというのはだんだん別人になって行くこと。愛した人がだんだん消えて行く感じは、読んでいてもつらいから、著者の苦しみはいかばかりかと思います。 妻としての人格を失った夫人を娘として受け入れる。それは知恵であり愛情であり機制だと思います。 著者と夫人が穏やかに幸せに過ごせるよう祈ります。 |
万願寺偉人クリニック 1/細川貂々
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梅と杉
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鳥?
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文学男子―BUNDAN/いのうえさきこ
![]() いのうえさきこさんが描いた「「問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?」の挿入マンガが大変おもしろかったので、半端なく期待値が高かったです。 しかし、身も蓋もなさが極まって、ちょっと身も蓋もなさ過ぎました。この「文学男子」を読んで、原典の文学作品を読んでみようと思う人はほとんどいないんじゃないかと思います。 冷静で、多角的な視点は著者の強みなのだけれど、登場人物をけなしてばかりだと、そんなに気に入らない文学作品を取り上げないで自分がいいと思う文学作品を取り上げれば?と思ってしまいます。 しかし、文学作品に出て来るダメンズ数多さぶらいける中でも、「舞姫」の豊太郎紹介は非常に説得力がありました。これで豊太郎に肩入れする女性は誰もいないでしょう。「舞姫」を名作と祭り上げたのは男性たちってことですね。 そうか、著者は「名作」と謳われる本にだまされるな、と、それが描きたかったのね。 「文学男子」を読んで原典を読む気を無くさせられれば、著者の狙い通りなのかも・・・・。 類書に「よちよち文藝部」「日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典」があります。ただしこの2冊には原典へのリスペクトがあります。 |
文学男子
![]() 食わず嫌いだった「名作」が、分かりやすく紹介され、のみならずいい男が出て来るかどうかに重点を置いたコメントで「あらそんな話だったら読んでみないと」と思わせてくれます。 主人公がチャラく思われて読む気を無くす恐れもありますが、もともと食わず嫌いだった名作なら損は無し。 自分は十分大人なので、既に読んでいる本も多かったけど、十分中高年なので、かなり読んだ本の内容を忘れており、「あらそんな話だったかしら。もう一度読んでみないと」と思うことが何度かありました。 私はどちらかというと世界(海外)文学の名作というのが苦手です。名前と人間関係が覚えられなくて、相関図を何度となく見ながら読むので疲れてしまいます。 エリザベスをリズと呼んだりベスと呼んだりするのは止めて、統一して欲しいです。それに、どうして親子で同じ名前をつけるんだろうと思います。下手すると代々同じ名前をつけたりする。本当に分かりづらくて、国際法で禁止してほしいところです。 |
百姓貴族 (1)/荒川弘
![]() 読みたいと思ってからもう5年?6年?でやっと読めました。 北海道の農家の豪快な生活は、関東くんだりの兼業農家から見るとアンビリバボー。物事考えるときの単位がヘクタールとトンなんだもの。 小さいことにとらわれない、大きな心を持ちたい人におススメです。 著者は銀の匙 Silver Spoon コミック 1-13巻セット (少年サンデーコミックス)の作者です。 |
0円で空き家をもらって東京脱出! /つるけんたろう
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