永遠の0/百田尚樹
![]() 先に映画を見ていたので、ストーリーのあらましは知っていたのですが、それで、それでどうなるの?という思いで一気に読みました。 その先どうなるのか知っているのに、「それでどうなるの?」と思い続けて読みました。 映画と原作はどちらを先に見る(読む)かで評価が分かれるようですが、私は原作(小説)の方がよかったと思います。映画では解けなかった謎が解けました。 ただし、すべての謎が解けたわけではありません。作者は宮部久蔵が特攻に出た理由をこう言いたいのだろうという見当はつくけれど、「本当にそうか?」という点で疑問が残ります。 何年かしたらまた読んでみたい、それまで久蔵の選択について考え続けて行きたいと思います。 ・・・なんて言いつつすぐ再読してしまいました。図書館に返す前にもういちど読みたいと思って。 これはやはり、買って手元に置くべきですね。 |
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