トリセツ・ヤマイ/海堂尊 絵・ヨシタケシンスケ
![]() 芯から分系の私が病理学にチャレンジするなら、これ以上のテキストはないでしょう! たしかに、まさしく、小説家が書いた病理学。 だけど途中から先にヨシタケシンスケさんのまんがを読んで、それからまんがの解説として本文を読むような順番に(笑) わからないところはわからないまま一通り読んでみて、頭に残っているのは、がんに関しては近藤誠医師と意見は合ってないなということ、著者はブラック・ジャック(手塚治虫)、巨人の星(梶原一騎・川崎のぼる)、リアル(井上雄彦)を読んでいるということだけ。 理系成分が極端に不足している自分は、この本で紹介されている医療小説を読むほうがよさそうです。 |
たんばらラベンダーパークの脇役たち 20130728
![]() ![]() ![]() ![]() 日曜日に玉原ラベンダーパークに行ってきました。 ここのブルーサルビアを見て、「こんなラベンダーもあるんだねー」と言ってる人がいましたが、笑えません。 私はここのマリーゴールドを見て「黄花コスモス?」と思っちゃいましたから。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() これはまあ当たらずとも遠からずでホッっとしました。ヤロウシリーズは赤、黄、白がありました。 最後はサルビアの花です。名札写真を撮って来なかったけど、これは自信があります(笑) おっと、ごく渋いところを忘れていました。ブナです。 ![]() ![]() ![]() ![]() 幹に苔を生やしたりきのこ(サルノコシカケ)を生やしたりして、魅せてくれます。 |
たんばらラベンダーパークのラベンダー 20130728
![]() ![]() 左写真の手前が早咲きの「こいむらさき」奥の方が中咲きの「おかむらさき」です。 こいむらさきは今が見頃、おかむらさきはまさに見頃にさしかかったところでした。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 遅咲きのスーパーセビリアンブルーが色づくのを待つより、(観賞に適するという)こいむらさきの盛りが過ぎる前に見に行った方がいいと思います。 ![]() ![]() ![]() なんだかんだ言って、私が一番好きなのはおかむらさき。→ 7月28日現在でもスーパーセビリアンブルーが色づき始めていましたから、週末しか出かけられない人はぜひ、今週末にどうぞ。 |
トリセツ・カラダ/海堂尊 絵・ヨシタケシンスケ
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雨夜の品定め
![]() ううむううむ。雨夜の品定めの帖を読んでいて、「この男ども勝手なこと抜かすなぁ」と作中人物たちの輪の中に踊り込んで行きたくなりました。 男が朝廷で政(まつりごと)をする時は、いろんな人が助け合って仕事をすればいいので男はひとりひとりの瑕瑾(かきん) はあってもかまわない。けれど女は一家を預かりすべてを主婦の裁量で差配しなければならないから瑕があっては話にならない。 男は欠点があってもいいが女は許さないって? それって、男女完全分業の時代には通った理屈?? しかし、自分の思いやりが足りなかったのを棚に上げて、「和解できぬまま病がちになった女が死んでしまったことを恨む男」は頭をかち割ってやりたいですね。 これが1200年前のフィクションでよかったと思います。「病気になるほど俺の浮気が嫌だったのなら、もっと嫌だといえばよかったのに、黙っていたのはひどい」って、いったいどの口がいうのか。これがフィクションでなかったら、きっとこの浮気男の頭をかち割りに行くでしょう。ほんと、フィクションでよかった。 あまよ‐の‐しなさだめ 【雨夜の品定め】 源氏物語の帚木(ははきぎ)の巻で、五月雨の一夜、光源氏や頭中将(とうのちゅうじょう)たちが女性の品評をする場面。雨夜の物語。また一般に、人物を品評すること。 この場面を読んで、腹を抱えて笑ったという感想も、ブクログにありました。私は沸点が低いのかも。 |
早咲き大輪系の現状
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二番花が咲きました ~プリバルチカとルーテルなど~
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ロコ・コラとブルー・エンジェル ~デビューとカムバック~
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謎解きはディナーのあとで 3/東川篤哉
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本当はずっとヤセたくて。/細川貂々
![]() 1年後に刊行された「ちゃんとキレイにヤセたくて。」を読んで、遡ってこの本を読みました。 だんだん太っているのに気付かないふりをしてきたという述懐にドキーン。 太っていても魅力的な人がいるのに、太ったところで私は女を捨てていた?という件(くだり)にもズキーン。 ダイエット本を読んでは、「そうか、こうすればやせるのか。いつかやろう」と思うことの繰り返しだったけど、この本を読んで、もうダイエット本巡りは終わりだと思いました。 テーマ:レコーディング・ダイエット - ジャンル:ヘルス・ダイエット |
心がほどける小さな旅/益田ミリ
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つけまつげ
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おとな小学生/益田ミリ
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高校野球の歌
![]() ![]() 短歌のファンからも高校野球のファンからも怒られそうですが、どうしても浮かんでくるんです。 これやこの一期のいのち・・・・。 うちのチームは順々決勝で敗れたけれど、 炎(ほむら)立つグランドスタンドテレビ前球児の炎熱野火と広ごる ももこ |
ありがとう3組/乙武洋匡
![]() 映画「だいじょうぶ三組」の原作を借りるつもりで間違って「ありがとう三組」を借りてしまいました。 が、「だいじょうぶ三組」よりこっちの方が面白いんじゃないかと思いました。 発達障害が疑われる児童が転校してきて、クラスは揺れ動きます。この子の障害を理解するということは、周りが我慢するということと表裏一体だから。 担任(作中名は白石先生)の五体不満足は目に見えるけれど、発達障害は見えません。それどころか、我がままや怠けに見えてしまうこともありがちです。 何らかの診断が下っているなら『あの子は障害があるので』と線引きをすることができるという副校長に 「その判断をするのに障害名が必要ですか? その判断は他人任せにせず、現場のわれわれが行うべきなのではありませんか?」 と意見する白石先生。 自分が言われているようで、心に刺さりました。 |
工学部ヒラノ教授のアメリカ武者修行/今野浩
![]() ノンフィクションに近い小説だそうです。
という見解はまことにクレバーだと思います。 |
微雨豪雨クレマチス
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谷間と川原
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ラプソディ二番花
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遺伝
![]() ![]() 帰ってきた夫は監督の指揮に難癖をつけていました。「相手投手が浮足立っているのが明らかなのに、1球目からバントなんかさせるなよ。相手を助けるだけじゃないか」とのことです。 そんなこと求めるならプロ野球をみなさいよ、と、私は思います。 息子は「俺マキバオーの振付が好きだな。海のトりトンの振りはつまんないけど」と興奮さめやらない様子。 ![]() 息子は夫と私の子ですが、明らかに私の遺伝の方が顕性。私の勝ちだな。 試合は我がチームのコールド勝ち。 ベスト8進出です。 よくここまで来た。選手もよくやったが運もよかった。 かくなる上はなんとかもう一つ勝ってほしい。そうすれば私が、応援に行けるから。 今度の土曜は出勤なのですが、同じ日に出勤するメンバーに、「ごめん。今度の土曜は私、お腹が痛くなりそう」と予告を打ってあります。 |
伝え方が9割/佐々木圭一
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夏の節分
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毎日かあさん9 /西原理恵子
![]() もう9巻目。 息子のおばかネタも娘の女子ぶりも、もうわかっている気がするのだけれど、いつも新しい感動が混ざってる。西原 理恵子ってやっぱりすごい。 男の子の親がこぞってこの作品を読むのは、「ああ、うちも(は?)大丈夫だ」と思いたいからじゃないか、ということに気づいてしまった第9巻。 毎日かあさんを読まずに、我が子を愛し抜ける人は偉いが、これを読んでほっとして、自分もがんばろうと思う人だって偉い。 どの子も素敵、どの親も幸せ。泥まみれ恥まみれでも、生きてるってありがたい。ありがたいよ、サイバラ。 期末テスト前日、息子に「かあさん、赤点何個までとっていい?」と聞かれれば、そりゃ母の顔色は紫になりますわね。 「育っちまった」編の次は「巣立っちまった」になるのかな。さびしいなあ。 |
遠くへ行きたい
![]() ![]() ![]() 車椅子で、しゃがれ声で、往年よりずっとゆっくりな話し方。パーキンソン病と前立腺がんを抱えていらしたのですね。 永さんは、老いも病も抱えたままできる旅を見せてくれました。とても、いい仕事だったと思います。 |
ビチセラ系の花盛り
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ビオラ二番花咲く
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モンタナ・エリザベスの返り花
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フェアリー・ブルー三番花咲く
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二番花スタート20130720
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高校野球埼玉県大会 その2
![]() ![]() 今回(7/20)の対戦相手は、第3シードのW宮高校。 実際のところ埼玉大会は99%W学院が優勝するでしょう。W学院は昨年度末全国制覇、今年度初めに関東大会優勝を飾っていますから。 しかし勝負に絶対はなく、番狂わせが起きた時自分たちがそれ以前に負けていては話にならないので、球児たちは怯みも臆しも手抜きもなく、力を出しつくして戦います。 W宮高校は強豪の割に応援の部員数が少なく、スタンドでユニフォーム姿で応援する部員のためのスペースが広く取れます。(スタンドの人口密度が低いという表現もできます) ![]() W宮の応援は全員で座席を飛び越したり、左右に人が行き違ったりする動きのあるもの。ひとりひとりの振付ではなくチームとしての見栄えが計算されていて、「誰がこれを指導しているんだろう」と思います。 ユニフォーム姿の応援団の少し離れた後ろには、色とりどりの私服で、ユニフォームの人たちとまったく同じ過酷な振付の応援をする団体がいて、「ああ、OBが応援してるんだな」と分かります。 投手戦を1-0で我がチームが競り勝ちました。 我が子ではなく息子の去年の同級生がいるだけですが、2回も応援に行けば、もうすっかり我がチーム。 W学院に当たるまで、行こうぜ我がチーム。 |