鋸南町は水仙の町 |
2013/01/30(Wed)
|
督促OL 修行日記/榎本まみ |
2013/01/28(Mon)
|
督促成績(貸付金回収率)がビリだった。だから、その自分がうまく督促できるマニュアルを作れれば、督促の仲間全員に有効なはず、と考えたというから、驚くべきポジティブシンキング! 督促という感情労働に耐え、活路を見出す新人OLの話は、思ってもみなかった職務についたあらゆる職業人に、活気を与えてくれます。 |
無霜地帯に雪が降る |
2013/01/28(Mon)
|
|
「弱くても勝てます」/高橋秀実 |
2013/01/26(Sat)
|
お、おもしろい! 大真面目でドサクサ野球に取り組む、あの「開成高校」野球部のドキュメンタリー。 要は己を知り、その己を生かす野球を目指しているんですが、頭の良さが空回りする様子に、スポーツは心と体の連携がミソなんだ、と悟った気がします。 監督のゲキが傑作です。ダブルプレーは分不相応だから狙うな。来た球だけを取れ。投げられたら振れ。バットにボールが当たるかより、よく振れたかどうか問題だ!・・・みたいな。 川原泉のまんがが好きな人なら、まんまんなかストライクの爆笑だと思います。 |
クレマチスの裏道突入 |
2013/01/26(Sat)
|
![]() ![]() もちろん「移植の結果枯死」というリスクもあります。それでも、始めると止められない、「移植」。 庭も頭の中も、とり散らかっています。 |
夜空の下で/益田ミリ |
2013/01/25(Fri)
|
私は★3つですが、星や宇宙を好きな人には倍楽しい本でしょう。 いつも単純な線でできているまんがですが、単純化し過ぎて、裸なのかシャツを着ているのか判じかねるところがありました。 |
山村大好き家族ドタバタ子育て編/オノ・ミユキ |
2013/01/24(Thu)
|
すごく「描き慣れていない」人のまんがで、始めのころはスタートコマがページによって違う位置にあるというユニークさ。 上手い絵じゃないのだけれど、サイバラ絵日誌を読んだ後だから許せます(笑) 楽しくてめんどくさい山村暮らしを等身大で描いています。 等身大過ぎて、親バカぶりが「ナマ」で出て来るし、そんなこと山村に住まなくたってわかるだろうといいたくなるネタもあります。 でもこれ、生の個人記録だからこそいいのだと思います。 どの山村にも都会にも完璧な人はおらず、完璧ではない人同士で生活は進むのですから。 |
サイバラ絵日誌/西原理恵子 |
2013/01/24(Thu)
|
粗い仕事ぶりのイラストを集めた本。著者本人が作中で「こんな本買うと後悔するよ」といっています。同感です。 こういう企画をして、著者に作中で企画をくさされて、それでも出版する双葉社。肝が座っているというのでしょうか? |
入院しちゃった うつウーマン安部結貴 |
2013/01/20(Sun)
|
エッセイまんがというジャンルがあるなら、これはドキュメンタリーまんがですかね? とりあえず実体験まんが、といっておきます。 精神科、それも閉鎖病棟への入院体験が、非常に前向きに描かれています。病気を治したいと思って病院に行くのは当たり前であり、通うのが苦しい患者にとっては、入院が「救い」になるのだということを事実を思い出しました。 閉鎖病棟には鍵がかかっているし、面会できるのは医師の許しを得た患者の親兄弟ぐらいに限られるから、内部の様子を知る人は少ないでしょう。多様な精神疾患を持つ患者たちを疾患によって隔てることなく、自分に連なる人として観察している、とても貴重なレポートです。 タイトルはうつウーマンですが、この入院の目的は双極性障害の治療です。うつ病のことを知りたい人は前著わたしは働く うつ ウーマンをどうぞ。 |
ベルサイユのばら40周年+デビュー45周年記念 池田理代子の世界 |
2013/01/19(Sat)
|
ベルばらとオル窓は夢中で読みましたから。三浦しをんさんとよしながふみさんが出演するんじゃ1も2もありませんから。怒涛の一気読みです。 |
ボクの妻と結婚してください。/樋口卓治 |
2013/01/18(Fri)
|
バラエティ番組の放送作家・三村修治は、余命6ヵ月を宣告されたいま、最後の企画は、自分がいなくなったあとに家族を支えてくれる人を探すことだった。・・・・という本の紹介を読んで、ノンフィクションだと信じて読み始めた私。 主人公が「妻の婚活」を思いつく辺りまで、実話だと思って読んでいました。その思いつきに至るまではリアリティがあったんだけど、ことここに及んでフィクションであることが鈍い私にもわかりました。 妻の再婚相手を見つけるための婚活を、妻に内緒で進めようとは、なんという荒唐無稽な思いつき。 妻に良かれと思ってしていることはわかるけど、妻の意思を無視している点で致命的な企画。 こんなトンデモ夫に対して、やさしいやさしい妻と子。涙のエンディングです。 |
すごくわかりづらい |
2013/01/17(Thu)
|
![]() という時の標準語の方です。 「すごく買物をする」とか「すごく貰い物をする」とか普通言うでしょうか? 「すごく」は程度の甚だしいことを表す、連用修飾語。連用修飾語は用言を修飾する言葉で、用言は「動詞・形容詞・形容動詞」のこと。「買物」も「貰い物」も名詞です。 ![]() ![]() 他方「すごく貰い物をする」というのは、標準語なのにどんな状態かわかりません。 大量の貰い物をすること、長く継続的に貰い物をすること、あるいは高価な貰い物をするってこと? 直訳の「もらってもらってする」から想像すると、『貰いまくる』ということかな? 程度が甚だしいと修飾されているのが「する」という動詞だけでは、買物や貰い物の何が甚だしいのか、すごくわかりづらいよ・・・・。 |
とっさの方言/小路幸也他 |
2013/01/16(Wed)
|
という池上永一さんのエッセイ「ヅマヌマールドゥ」を筆頭に、矢玉四郎さんの「よだきい」、梶尾真治さんの「なばんごつ、するけんね」など、九州・沖縄の「とっさの方言」エッセイは出色です。 エッセイを寄せた64人の作家や芸人の著者の中には、よく知った名も、まったく知らない名もありましたが、素敵な方言を教えてくれた人の作品を読んでみたくなったり、作品で知っていた作家の意外出自に驚いたりと、なかなか楽しい本です。 |
アニメ「ちはやふる 2」 |
2013/01/15(Tue)
|
|
ちはやふる(19) / 末次由紀 |
2013/01/15(Tue)
|
準々決勝から決勝までの、試合!試合!試合!の19巻。さすがに5回続けて繰り返し読みしたら飽きて来ました。 前巻に引き続き、元クイーン猪熊遥が不気味です。虹彩が猫みたいで恐い。この人が眼鏡を止めてコンタクトにすると言っていたから、次に対戦する時はどんなに恐くなっていることか、ブルブル。 しかしこんなにもライバルたちがビカビカに輝く巻なのに、登場人物紹介はいつもの通り瑞沢高校中心。この巻にまったく出て来ない人も紹介されています。試合!試合!試合!の巻なのだから準々決勝メンバー(ベストエイト)の紹介をすればいいのにな・・・。 |
クレマチスの株分け |
2013/01/14(Mon)
|
![]() 今回はニオベで発生しました。といっても、シャベルから落ちた土の中に、バラバラにならない根っこの塊があったから小さい鉢に植えてみたってだけです。いわゆる、芽が出たらおなぐさみという状態なんですけどね。 ![]() 以前、3分の1株掘り取って株分けしたフラウミキコは、現在では新宅の方が元気です。 ![]() アーチ変更の都合で、フルディーンの植替えが必至だから、それで終わりにしよう。終わりにできるかな。 本日は雨と雪で作業が出来ませんでしたが、「お調子者よ、頭を冷やせ」という天の意思だったのかもしれません(笑) 株分け時の根っこの写真などあればいいのですが、天気のいいうちに、暖かい時間帯にと急いでいるとついつい撮り忘れてしまいます。 |
氷柱芸術 |
2013/01/13(Sun)
|
![]() ![]() ![]() 人工といっても、崖の上から水を流して自然の寒さに任せて氷らせただけだから、けっこう自然。 もっとも制作担当者にしてみたら、「何が自然じゃ。毎日の天候(冷え込み加減)に合わせて、一度にどれだけの量の水を流すかの加減に職人芸が要るんだぞ」という意見があるかもしれません。 自然と人間が協力して作った芸術。落差と水量(氷量)があり、天然の氷の瀑布が出来上がるより早くから楽しむことが出来ます。 天然コーナーも人工コーナーも期間中はライトアップされます。幻想的ですが寒そうです。 追記は三峰神社です。 |
書店員あるある/書店員あるある研究会 |
2013/01/12(Sat)
|
ネタがまんが「暴れん坊本屋さん」とかぶりすぎです。内容がいくらかぶっても、先行作品より面白ければいいんですけどね・・・。 書店員のみなさんが同業種企画異ジャンルの先行作品を知らないはずがなく、みなさん「勝った」とは思ってないんじゃないかな。 暴本(あばほん)をまだ読んでいない方には2冊組の「暴れん坊本屋さん・完全版 ~棚の巻~ (ウィングス・コミックス・デラックス)」、「暴れん坊本屋さん・完全版 ~平台の巻~ (ウィングス・コミックス・デラックス)」をお勧めします。 完全じゃない本(私が持っているもの)は3巻完結で、完全版に収録されている「本販通信」、「暴れん坊営業さんセレクション」、描き下ろしマンガ「本本流転」が入っていません。完全本を買い直すかどうか悩んでいます。。。。 |