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あいさつは一仕事/丸谷 才一
2011/01/31(Mon)
丸谷 才一
朝日新聞出版
発売日:2010-09-07

挨拶の名手として、挨拶の原稿を集めた本が3冊も出るとなると、新しく挨拶する時のプレッシャーは大変だろうな・・・。
新郎新婦をよく知らず、新郎なり新婦なりの親とのつながりで担ぎ出されるスピーチ(それも主賓だったりして)を、文章を残すって、いや、本当に、筆で食って行くのは大変です。
 


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しのび手
2011/01/30(Sun)
ウインターベル20110123 (3)先日私の出した年賀状の返事が、寒中見舞いで来ていました。
そこに書かれた1行。
「妻○○○の十日祭も無事済みました」
と、それだけの訃報。

あわてて訪ねてみれば・・・・
○○○さんは享年52歳。末の息子が受けるはずだった大学センター入試の前夜、異変は起こりました。
午後8時に家人が見つけた時点で息がなく、9時20分に病院で死亡が確認されました。死因は急性心不全。

「『急性心不全』ていうのは、『原因不明』と同じことだよ。なぜ心臓が止まったかは全然分からないんだ。
当日まで元気だったし、あんまり急なことで、葬式をしても十日祭が終わっても、『今ちょっといないだけ』で、ひょっと帰って来るような気がする」
と、○○○さんのだんなさんは言っていました。

つれあいも、両親も、成人前の子どもたちも、きっと毎分毎秒、○○○さんが帰って来ないかと待っています。

私だって腑に落ちず、納得いかず、信じられず、遺影も骨壺も花も、何を見ても嘘のように感じられます。
「留守してごめんなさいね」と今にも○○○さんが帰ってきそうで、駐車場で車に乗るのを少し待ってみたりしたのでした。


風花となりてこの家に帰り来よ(かざばなとなりてこのやにかえりこよ)


弔問の帰りには、赤城山から雪雲が下りてくるのが見えました。
その雲は曇天をもたらしただけで、白いものは落ちて来ませんでした。



十日祭は没後十日目の神道の法事。


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ガラスの煉獄/壇上 志保
2011/01/30(Sun)
知らない世界を垣間見る楽しみはありますが、知らな過ぎるためにストーリーが荒唐無稽なのか現実味があるのかよくわかりません。
でも、全体として面白かったです。
女子刑務所には女刑務官が必要なんだということすら、今まで考えてみなかったので、蒙を啓かれる気がします。



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寒中地植え申し上げます20110130:未遂
2011/01/29(Sat)
ザ・プレジデント二番花ラッシュ真冬は鉢植えを地植えにしたらいけないらしいんだけど、昨年大丈夫だったので、今年も・・・・。

写真はザ・プレジデントですが、今日地植えにしたのはH・F・ヤング。

支柱は空木と美容柳。

オベリスクもトレリスも無限に増やすわけにはいかず、2011年は庭木を活用する作戦です。
H・F・ヤングは色が濃すぎず薄すぎず、他の植物と合わせやすいので、どんなコンビネーションを見せてくれるか楽しみです。

追記
という心算でしたが、今日(1/30)はあまりにも寒く、空には雪雲がいっぱい。なので決行は立春以降に持ち越します。



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薔薇の鬼ごっこ/末永 直海
2011/01/29(Sat)
末永 直海
河出書房新社
発売日:1997-01

ホステス稼業のルポルタージュ?なのか手記なのか?
とにかく経験談であるらしい。

女にとって男が助平なのは保険だと言いきっているのがプロだと思います。
ただしそれはホステスとしてのプロではなく女としてのプロ。
女であることで食っていくにはこういう冷徹な目が必要っていうことですね・・・・。


ゴー宣の小林よしのり秘書として7年間働いた後これを書いた著者。なので、あとがきは小林よしのり。作品ではなく著者について書いてますが、解説じゃないんだからいいのか。
いや、でも、あとがきというのは本編を書いた人が本編のあとに書くものだよね、普通・・・・。

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感動をよぶ自然写真の撮り方/小林 義明
2011/01/28(Fri)
「写真」と「構図」で検索した本。検索する時点では「フレーミング」という言葉を知らなかったので(笑)
光量がどうの絞りがどうのという高度な話はいらない、何をどの角度でとればいいかだけ教えてほしいと思ったのですが。
紅葉した落葉松の写真を解説するのに「モミの木と青空のバランスが」とか言ってしまうお粗末さ。
モミの木は常緑樹だと知らない?著者と校正者にがっかりして、熱心には読めませんでした。
 


というわけで、私の日の丸写真が当分続きます。

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奇縁まんだら 続の二/瀬戸内 寂聴
2011/01/27(Thu)
瀬戸内 寂聴
日本経済新聞出版社
発売日:2010-11-23

相手が死んでいて、自分も大御所になると、これくらい自由に語れるようになるもんでしょうか。歯に衣着せず、しかしけれんみもなく、たんたんと語られる秘話の数々。
またそれが暴露趣味と感じられないのは、著者が先に逝った者たちに敬意を持ち続け、もうすぐ会える人として身近に感じているからだと思います。
人には偉大な面と卑小な面があるけれど、それをひっくるめて愛すべき人間がいる。そんな読後感です。


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母は強く
2011/01/26(Wed)
わが道を行く1階で若い母親がO先生(女性)のカウンセリングを受けている間、学生が子ども(5歳女児と2歳半の弟)の面倒を見ていたんですが、3階廊下で下の子が大泣きしてしまいました。(そこまで行ってから母親がついてきていないのに気づいた模様)慌てて来た道を戻りますが、長い廊下に響き渡る子どもの泣き声。そして3階で授業をしていた先生(男性)に
「子どもを泣かすな。授業にならん」
とえらく叱られてしまいました・・・・。

学生は謝りましたが、あとからO先生からも謝ってもらう必要を感じて、怒った先生がどなたであったかと事務室の訊ねて来ました。時間割から該当する先生を割り出して伝えました。男性教授は、この事後処理のできるしっかり者の学生を、子どもの保護者と思いこんだ節があります。

子どもを育てるときはいろんな目にあうのよ。
今から予行演習できてよかったじゃない。

学生にそういいながら、明るく前向きに謝りに行くO先生。
過去と未来のすべての母と、母を助ける人に栄光あれ。



偉そうに散歩するペンギン。そう、そのまま、無理にも胸をはって堂々とゆけ。


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ぎっちょんちょん/群 ようこ
2011/01/26(Wed)
30代も後半の主人公、軽い気持ちで始めた小唄と三味線。習いごとから芸の道へ、ついには芸者として働くまでに一直線に進んでいきます。
読み終えて、そうだね、そんなこともあるかもね、と思いました。自分も主人公にとっての三味線のようなものに出会えば、やってしまうかも。
そう思ってしまうのは説に力があったということでしょう。読んでいる間、自分にもパワーが漲る気がしました。

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脳内クレマチス農園
2011/01/25(Tue)
19日フォンドメモリーズデビュー冬は脳内クレマチス農園、別名机上のクレマチス計画の花盛りです。

先日は2011年はなんちゃってポールを採用しました。我が家のは鉢スタンド型ポールです。
クレマチス (NHK趣味の園芸・よくわかる栽培12か月)を見ていたら、オベリスク型ポールというのが出てきて、「これだ」と思いました。

どんな形をしていても、ポールと言い張ればポールなんですね?!

さてこの鉢スタンド型ポール、花が咲いてみないと視覚効果の程はわかりません。
絵心はない方、冒険心はある方です。果たしてどうなりますか・・・。


写真は2010年5月19日のフォンドメモリーズです。

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チャリング・クロス街84番地/ヘレーン・ハンフ
2011/01/25(Tue)
中央公論社
発売日:1984-10
数年置いては再読し、何度も読み返しています。
ユーモアと他人を尊重する気持ち、そして本を愛する心が、海を越えて通い合う、古書店店員と顧客の文通物語。
諸行無常の結末だけれど、それでもなお、生きるに値する人生だと思わせてくれる本。
忙しいときにこそ、こういう本を読みたいものです。



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病識
2011/01/24(Mon)
背中掻けます軽い脳梗塞の後、再発を気にしている夫。
思い違い、もの忘れ(特に言葉のど忘れ)があると、「これって病気のせいかな?」と私に問います。
「いや、これくらいのこと病気前からけっこうあったよ」
と答えると、若干傷ついた顔をします。

「うん。病的だね」と言われるよりいいと思うんだけど・・・。


写真は背中を掻くペンギン。器用。


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マボロシの鳥/太田 光
2011/01/24(Mon)
太田 光
新潮社
発売日:2010-10-29

「人間諸君!」という小編は、文体が気持ち悪くて読めませんでした。
表題作は85pほどの中編だけど冗長です。


小説の好き嫌いってあるんですね。私には合いませんでした。

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地植えクレマチスの株分は可能なりや
2011/01/23(Sun)
ウインターベル20110123 (2)ウィンター・ベルがどんどん咲き出しました。変わらず1画面には入りませんが、そちこちで咲き始めています。

昨日の続きでフラウミキコのつる下げをしました。昨日最後は日が暮れかけだったため、明るいところでよくみれば、フラウミキコの葉はみなカラカラ。全部の葉を取り除くところから始めました。
葉柄が長くて丈夫なため、鋏で葉柄を切る手間が非常に大変でした。


ウインターベル20110123葉柄が長く残っているとつる同士がからんで大変なので、頑張ってやるしかありません。やっと葉柄切りが終わっても、あまりにもつるの数が多く、とても全部を同方向に巻くわけにいきませんでした。

昨日の弱剪定の後をさらに剪定し、花芽のない部分はみな切り落とした上で、つるを左右に振り分けて放射状につる下げしました。
来シーズンは株分けするしかないかも。

・・・・でも、地植えクレマチスの株分けってどうすれば? 無理??



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大寒のクレマチス♪20110123
2011/01/23(Sun)
ウインター・ベル20110122 (2)梅20110123ウィンター・ベルが1輪咲くのを待つうちに、梅はこんなに咲きました。

昨日から、庭植えクレマチスのつる下げと、残っていた剪定をしています。

白万重とフォンドメモリーズはまだ葉が枯れておらず、ちょっと迷ったけど強剪定。
フラウミキコは、(咲かずに頭を垂れている)蕾の一節下を切る弱剪定。緑色が残っているので葉はつけたままです。

今日は、昨日剪定しただけでつる下げまで回りつかなかったフラウミキコから始めます。杉花粉が舞うようになると庭仕事はとても厳しいので、今のうちに(寒くても厚着して)頑張らなくちゃ。



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ウインター・ベル開花♪20110122 
2011/01/22(Sat)
ウインター・ベル20110122日枝20110122ただ一輪、ウインター・ベルが咲きました。

同じファンスに這わせた日枝もところどころに咲いていますが、いかんせん花数が少く、二種の花を同時に画面に入れることがきません。(ー。ー)フゥ

コラボレーションは来シーズンのお楽しみかな。



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マラソン2年生/たかぎなおこ
2011/01/22(Sat)
たかぎなおこ
メディアファクトリー
発売日:2010-11-17

マラソンを始めて2年目のコミックエッセイ。
ランナーと地元の人の交歓が楽しそうです。マラソンがこういうものなら、マラソンのため通行止めだから迂回しろって言われた時、明るく了解できそうです。


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北海道旅行:旭山動物園&札幌 その4
2011/01/21(Fri)
わが道を行く「北海道では青森から南を内地と呼びます。
青森から沖縄までが内地です」
と、バスのガイドさんは言いました。

「内地の会社に就職して札幌支社勤務になるのが最高ですよ。
給与体系が内地並みだから、早く家が買えます」
と、タクシーの運転手さんは言いました。

気分はもうエトランゼ・・・。





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マラソン1年生/たかぎ なおこ
2011/01/21(Fri)
たかぎ なおこ
メディアファクトリー
発売日:2009-09-30

運動に縁のなかった人がマラソンにとりつかれて行く様子が面白い。
でもね、しょせん編集者がついていて応援し、走りが漫画のネタひいては飯のタネになる人の話です。真似しようとは思いません(笑)。でも知ることのない世界を垣間見るのにいい本です。


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美容院で 2
2011/01/20(Thu)
ペンギン道を行く昨日新開拓の美容院で
「以前はボブに近い形でしたね。今回は段を入れますか」
と聞かれました。

「えっとー、以前は円形脱毛症を隠す髪型としか考えませんでした。
今回は、えー、今回は、
四十肩でドライヤーを長く持つのが辛いので、まとまりやすい髪型にしてください」

新開拓の美容院での初オーダーがこれって、あんまり・・・・。



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美容院で
2011/01/19(Wed)
拒絶のポーズ今日新開拓の美容院に行きました。
シャンプーのとき
「トリートメントの香りが選べますが、何にしますか」
とメニュー表を見せられました。
バラ、ラベンダー、ジャスミン、バニラ、ココナッツ、オレンジ、ストロベリー・・・・・。
ここは花屋か果物屋? それで香り? トリートメントの香りだけを選ぶ?

とにかく、選ばなきゃ。
「じゃ、柚子で」

目がくらみそうなときすぐに正体が分かるのは漢字。
アプリコットじゃなく杏と書いてくれたらそっちにしたかも。



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カニは横に歩く/角岡 伸彦
2011/01/19(Wed)
脳性まひ者の団体「青い芝の会」を取材したドキュメント。
役所を占拠、路線バスを占拠、こんな過激な障害者運動があったなんて知りませんでした。
面白いのはリーダーのふたり。
一人は何か発案しては他人に丸投げ。周囲はその無計画無責任を詰りながら、見放すことは出来ず、結果として企画が進んでいく。
もう一人は自分一人でできるのは「ホー」(yesの意味)という発語だけなのに、皆に担がれ運ばれるリーダー。
人は、完璧である必要などさらさらなく、自分の差し出せるものを差し出し、補い合って社会を作っていくものだと改めて思います。


だかたこそ、社会に差し出せるものがない(ように見える)障害者、作中の言葉でいえば「魅力のない障害者」を内包する社会が成熟するのは難しいことだとも思います。
誰がいつ中途障害者にならないとも限らず、年をとればほとんどの人が何らかの障害を持ちます。自分は愛されるおばあちゃんになる努力をするのではなく、憎らしいおばあちゃんが憎らしく生きられる社会をつくるよう努力したいと思いました。

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受け賜らないで
2011/01/18(Tue)
でかいのが雛整骨院に行く時、花屋の前を通ります。
「地方発送受け賜わります」と書いた紙が貼ってあります。

それを見るたびに、「掲示の文字が間違ってますよ」と声をかけたい気がします。
私はここで何も買う気がないんだから、余計なお世話かなあ。でも、こんなのを日常的に見せられた中高生がこの字を覚えてしまったら嫌だなあ。

いやしかし
「きょうび『承ります』と書いたら誰も読めません。商売上読んでもらえなきゃ意味ありませんからね」
ということだったらどうしよう?

肩こりが増すような気がする通院の道でした。


画面中央のこころなし茶色いのが雛です。成鳥よりでかく見えるのはのは産毛(乳毛?)が長いせい。


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のだめカンタービレ(25) <完>/二ノ宮 知子
2011/01/18(Tue)
ついに最終巻。もうのだめと千秋に会えないんだな・・・。
そのうちのだめと千秋の子どもの話でも始まるといいのに。(それじゃまるで変奏曲?)
のだめと千秋の子どもだったら、どんな子になるかしら。西根公輝??
名作ほど、終わらせるのが難しいもので、いつかは終わらなきゃならないのだから仕方ないです。
それでも、終わってしまうのが惜しい25巻でした。


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肩凝り一番
2011/01/17(Mon)
もっと掻けますここのところ超肩こりで、連日整骨院に通っています。
初日、先生(柔道整体師)は
「胃や肝臓は悪くありませんか。内臓が悪くてもこんなふうに背中が固くなるんですよ。本当に悪いところはありませんか?」
「吐き気や頭痛はありませんか。本当に本当にありませんか?」
「とにかく、今うちに通っている患者さんのなかで1・2を争う固さです。少し筋肉がほぐれて来るまでは毎日きてください」
と言いました。

最もひどい時は肩の痛みで目覚めていました。今は薄紙を剥ぐように、痛みを感じる時間・回数が減っているのが分かります。毎日どころか朝夕通いたいくらいです。

写真と本文は関係ありません。が、こんなふうに頸がやわらかいなんてうらやましい?!



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3月のライオン 3 /羽海野 チカ
2011/01/17(Mon)
ただの端役のように登場した島田棋士がだんだん見逃せなくなって行きます。
さてこれから楽しみなのはあかりさんの奥行き。けがをした少年の手当てをするだけでなく、食べさせたリ食べ物を届けたり、病気になれば看病したり、食べさせたり。あまり豊かでなさそうな家計からなんでそうまでするだろうか。普段は主婦業+じいさんの和菓子屋の手伝い、週に一度は銀座のホステスってだけでもすごい振り幅ですが、どんな経緯があってこんなあかりさんができあがったのか?? その謎の解ける日はいつ?


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3月のライオン 5 /羽海野 チカ
2011/01/16(Sun)
老若男女みんなが魅力的に書かれているという点で、最高傑作じゃないかと思います。羽海野さんが書けないキャラクターがあるとしたら、自分のことしか考えないエゴイストでしょう。
意地悪だった義姉も、暴力をふるう後藤も、自分のためにだけではなく生きています。

名人戦に負けて泰然とコメントする隈倉が、その晩泊っていた旅館の壁を蹴り破るエピソードが描かれていますが、棋士たちが熱烈に支持するのは隈倉の「裏」でも「表」でもなくその落差、降り幅です。
人には裏表があって当たり前。「裏」や「奥」にあるものをこんなふうに愛していけたらいいなと思います。

名人戦のタイトルホルダー宗谷が、「つまらない」と評価されるのは分かりやす過ぎる点(対戦中の栄養補給にブドウ糖の固まりを使用)です。羽海野世界では「裏表」「奥行き」「秘密」などがないと「つまらない」奴と呼ばれてしまうんですね。(;^_^A 。
もちろん、複雑な人ばかり出演していては読者も疲れます。「表表」のももちゃんとももちゃんを丸ごと受け止める孫バカの全開のじいちゃんを見るとほっとします。

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月夜にランタン/斎藤 美奈子
2011/01/15(Sat)
斎藤 美奈子
筑摩書房
発売日:2010-11

書評と感想文は違うなあと、しみじみ思います。
過去の作品と、また同時代の他の著者の作品と比べ合わせ、共通傾向と非共通項を見分け、その本のオリジナリティがどこにあるかを探っていく、斎藤美奈子の読みを追体験する面白さ。
一番好きな書評家です。



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機嫌のいい犬/川上 弘美
2011/01/14(Fri)
川上 弘美
集英社
発売日:2010-10-26

小説家の句集。
「十六夜や川底の人浮かびくる」はホラ―な感じで恐い。
「ポケットに去年の半券冬の雲」は、わかるわその感じって感じ。
しかし一番好きな句は、「十四ポ岩田明朝冴返る」です。

十四ポ岩田明朝冴返る(じうよんぽいわたみんてうさえかへる)


冴えてます。寒く厳しく晴れ晴れと、冴えています。



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意趣返し
2011/01/13(Thu)
夕暮れのブルー・エンジェル先日、学科事務室に
「絵葉書ないかな。絵葉書」
と教員Cがなだれ込んできました。官製はがきはともかく、絵葉書は事務用品として装備していないのが普通です。

「礼状を出さなきゃならないんだけど、字を書くところが少ない方がいいんだ」
って。ヾ(--;)オイオイ。
ですが礼状を書こうという気持ちは偉いと思いました。

「うーん。季節外れでよければですが」

と私が手持ちの絵葉書を出しました。芝桜満開の羊山公園の絵葉書です。

「あ、これでいいこれでいい。書いてくるから切手貼って出して」

脱兎のごとく事務室を出て行った教員C。さすが体育の教員は足が速い。
彼は私が昼の食事に出ている間に、私の事務机にあとは切手を貼るばっかりの礼状を置いて行きました。ε-(ーдー)ハァ

仕方がないので切手を調達して投函しておきました。
入念に選びぬいた、思い切り綺麗な水仙の花の描かれた記念切手です。
不惑にして2児の父である呑ん兵衛男とは思えない、裏も表も花花しい礼状ができあがりました。
これでC先生は「あいつ随分乙女チックな奴だ」と思われることでしょう。
ささやかな、私からC先生へのお返しです。


写真は2010年夏のブルー・エンジェルとビオラ。

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