病状説明
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ワルシャワ・ニキ(2番花)劇場
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脳梗塞だけど倒れない
![]() ![]() 職場にはすぐ連絡。総務課に現状を報告し、休暇取得の手続きをしました。 その際は極力正確に、事実を伝えようと努力したつもりです。 が、夫の発症から4日目に私が出勤した時、幾人もの人から 「旦那さんが脳梗塞で倒れたとお聞きしたけれど、どんな具合ですか?」 と効かれました。 倒れていません。呂律が回りづらくなり、折釘流だった字がミミズのたくり流に変わっただけです。 多少聞きづらいながら言いたいことは通じるし、下手な字だけど十分判読できます。倒れていません。 多少ふらつくけど歩けます。倒れてはいません。 と、あちこちで説明しました。 どうも『脳梗塞』という言葉に対して、『倒れた』という言葉は『一瀉』と『千里』くらい強烈に結びついているものらしいです。 いくら「軽い脳梗塞になって入院しました」「軽い脳梗塞を起こして入院しました」と言っても、聞く人には「脳梗塞で倒れて入院しました」と聞こえてしまうらしいです。 重篤な症状だと思って案じてくれる人に感謝こそすれ、文句なんかありません。 ただただ「脳梗塞」と「倒れる」の結びつきの強さに驚いています。 みんな、心配してくれてありがとう。夫は脳梗塞だけど倒れていません。自家用車(運転手は私)で病院に行きました。倒れてないからね。 (ブログ読者のみなさんもどうぞ御心配ありませんよう。「着替えの他に必要なものはない?」と聞くと、「パジャマのポケットに缶ビールの一番小さいサイズのを入れておいてくれ」と言うくらい、回復していますので。) 【追記】 さっき電話がありました。「退院が決まったから、今日の2時半に迎えに来てくれ」と。 どうせ今日の午後も顔を見に行く予定でしたから、いいんですけど。ああ、忙しい人じゃ ![]() ![]() ![]() テーマ:病気と付き合いながらの生活 - ジャンル:心と身体 |
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