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もうすぐ引越 ~じいちゃんの写真~
2009/03/29(Sun)
20090328職場の桜引越準備が七割方済みました。ダンボールの山の中で暮らしています。

小さな借家だったので、もとの家から持ってきて、一度も飾らなかった額がたくさんありました。
ビデオテープ棚の天板の上に重ねられていた写真額の、埃を払ってダンボールにつめようとしたら、額の中にいたのは幼い息子。
元の家の義父の部屋に飾られていたものです。

病気で伏しがちだったじいちゃんが、ベッドに寝たままよく見えるように飾っていた写真。
それは本当にさりげないスナップで、そのありふれた写真をA4に引き伸ばして喜んでいたのが昨日のことのように思い出されます。

よだれを垂らしている2歳の息子も懐かしかったけれど、その写真を眺めて喜んでいた今は亡きじいちゃんがとても懐かしく、今より広い場所に越したらきっとどこかに飾ろうと、力を入れて額縁を磨いたのでした。



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ブログ統合
2009/03/26(Thu)
20090214パンジー青今月末(2009年3月30日)に引越をするのですが、引越にともなってKDDIとの契約も解除することにしました。
旧ブログはDIONの会員向けサービスであるLOVELOG上にあるため、急ぎ現在のブログへの統合を進めています。

エクスポート・インポートの方法が全然分からず、2008年の3・4月分は一件ずつ記事をコピー&ペーストしたため、コメントとトラックバックが切れてしまいました。コメントとトラックバックをくれたみなさん、すみません。

いくらかエクスポート・インポートの方法がわかってからインポートした2008年2月以前の記事については、コメントとトラックバックが生きていますが、画像と改行が元記事どおりに行きませんでした。
画像は元記事どおりに入っているものもたまにあり、上手く行くときと行かないときがある原因が分かりません。改行にいたっては、FC2上の「過去の記事の管理」で直そうとしてもダメで、お手上げです。
画像がなくて地味になった点、改行がなくて読みづらい点、申し訳ありません。

とりあえず3月30日までに、曲りなりでも統合作業を終えたいと思っています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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息子が卒業した日の出来事
2009/03/25(Wed)
20090324卒業の日息子ほどではないにしろ、この6年間でだいぶ体が成長しました。
卒業式に着られるものがなく、20年前に作った訪問着を着ることにしました。

自分の結納の時着た着物が、体型の変化にも関わらずまだ着られるというのは、着物は日本人の体型に合わせた汎用性の高い着衣だということ。先人の知恵に感謝します。

しかし、、、、20年前と同じ着物を着ると、中身が古びたのがよくわかります。

「あーあ。これで写真を撮ると、『使用前』『使用後』の見本になりそう・・・・」
と私が嘆くと
「いや、『熟成前』『熟成後』だろう」
と夫が言うのです。

ものすごく感動しました。
私の20年に亘る夫教育の成果が表れた瞬間です・・・・・。



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謝辞
2009/03/24(Tue)
20090323校庭の河津桜六年生はまるで、三月の木のようです。
蓄えてきた力が、今、芽となり葉となって、広がろうとしています。

この木に青葉若葉が広がったなら、睦みあいときにひしめきあった友達との思い出が、葉ずれの音の中に聞こえるでしょう。風吹くたびに、運動会や修学旅行の思い出が、さやさやと鳴るでしょう。

そしていつか嵐が来るときも、小学校で教わったことが、支えてくれるでしょう。
雨に打たれ、風に揉まれたそのときこそ、小学校で習った大事なことを思い出してほしいと思います。

それは正しい心。
嘘をつかない、弱いものいじめをしない、誰かが困っていたら手助けをするという、正しい心です。
何を競い、何をか勝ち得るその前に、正しい心を持てるよう小学校は教えてくださいました。
偉い人になるより先に、よい人間になれるよう、大谷小学校は教えてくださいました。

来た道は短く、行く道は長いけれど、小学校で学んだことを礎にすればいい。
この礎の上ならば、真理の道は幽くともどこまでだって進んでいけるはずです。

勉強に行事、子どもの成長に必要なすべてのことに支援を惜しまなかった先生方、職員のみなさん、ありがとうございました。
常に子どもたちを見守り、手を差し伸べてくださったご臨席の皆さま、ありがとうございました。
どうぞこれからも、子どもたちが一層心身を鍛え、世の中に立ちて甲斐ある人と生きられる日まで、ご鞭撻をお願いいたします。

みなさまに支えられ、励まされて、子どもたちは卒業いたします。本当にありがとうございました。
ここに心から御礼申し上げ、謝辞とさせて頂きます。

2009年3月24日


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高麗家の桜
2009/03/23(Mon)
20090323高麗家遠景20090323高麗家の枝垂れ桜20090323高麗家のしだれ桜卒業式の打ち合わせで小学校に呼ばれており、勤めを休みました。

思いの他あっさり用事が済んでしまったので、高麗家住宅の枝垂桜を見に行きました。

20090323高麗家の姫辛夷(これは姫辛夷)

式進行の先生との打ち合わせはあっけなく終わりました。

何かご質問がありますかと聞かれたので

「謝辞の原稿を持ってきましたが、ご覧に入れますか」
「いや、出来ているならそれで結構です」

というやり取りをしました。

どうも学校は『できていなくて困っているなら、喜んで助けしようと思ったのですよ』というスタンスらしく、独自に書いたものをチェックしようという気持ちは全然ないようです。



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旭山動物園2
2009/03/21(Sat)
20090321アザラシ悠々20090321ペンギンの私が好きなのはアザラシとペンギンです。
特にいいのがペンギン。
だって私にも写真がとれるんですもの(笑)
20090321寝ているペンギンの幼鳥

寝ている茶色いのがペンギンの幼鳥です。



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旭山動物園
2009/03/21(Sat)

20090321あざらしの親子

水面にヒゲ並(な)めているあざらしの親子ゆるゆる春に近づく



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支笏湖
2009/03/20(Fri)
20090320支笏湖近景20090320支笏湖夕景家族で卒業旅行ということで、三連休を利用して北海道二泊三日の旅。客室乗務員の内緒話 (新潮文庫)を読んだばかりだったので、飛行機着陸時が恐かったです。車輪が出てよかった・・・・。

パックツアーで道内の移動はすべて貸し切りバス。このバスがなんとかビューというタイプで、フロアが斜めになっていて、どの席からも眺望がいいので驚きです。


20090320支笏湖遠景初日の観光は支笏湖のみ。二日めの旭山動物園が、私たちの目的地です。



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ビロウな話で恐縮です日記 / 三浦しをん著
2009/03/15(Sun)
たいしたことのあるときもあるが、大体において大したことのない日常を、怒涛の日々として生きる。
ゆえにあなたを作家と呼ぼう・・・・。

ビロウな話で恐縮です日記
. -- 太田出版, 2009

福山雅治氏の美貌について語る母上と、その愛を聞かされるために実家に呼びつけられた娘。
母の「共感して欲しい気持ち」と娘の「やってられるかぁ」の気持ちがどっちも分かっちゃって、この親子喧嘩の話は涙無しに読めません。ヒーヒー、ああ可笑しい。

書名は三島由紀夫が自分の中で「尾篭な話で恐縮」と書いていたのに感激してつけたそうだが、内容は日記に「五日ぶりのうんこをひりだし、快絶大快絶」と書いた芥川龍之介を髣髴させる遠慮のなさです。

しをん炸裂。

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光 / 三浦しをん著
2009/03/14(Sat)
津波で家族も友達も故郷も失って、生き残った三人の中学生。親戚や施設に預けられ、彼らは別々の場所で成人するが・・・・。


. -- 集英社, 2008

惹き合う魂は縛り合う魂。
欺きあう人たちが見る光の、なんて空疎なこと。

しかし人がこんなに長い間、仮の人生を生きられるのかしら。
目の前にいる家族を愛しも憎みもせず、わが身に起こる出来事を他所事に感じつつ、喜怒哀楽を適当に演じて暮らすなんてことが、15歳から20年も続けられるものかしら。

著者にはきっとできませんね。
ビロウな話で恐縮です日記を書きながらを書いてるんだから。

自分の経験や性格を超えたところを創出するから、人は彼女を小説家と呼ぶのだと思います。

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サトウキビを頂きました2
2009/03/12(Thu)
20090315かねたや跡地のハクモクレン本気かどうか分からないけど、夫が言いますの。

「サトウキビってタケだよな」

「何を言い出すの。
サトウキビはきびよ。黍!」

「だからキビっていうのは沖縄の方言で、竹って意味なんだろ?」

「ちっがーうっっ」


本物のサトウキビを目の前に見ている息子が、父親の言うことを信じているのがクヤシイです。

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サトウキビを頂きました
2009/03/11(Wed)
20090311いただいたサトウキビサトウキビを頂きました。
(写真手前に1本横たわっています)

岳志は

「かあちゃん、これ竹?」

「ううん、サトウキビ」

「サトウキビ竹?」

「ううん、ただのサトウキビ」

「竹で作ったサトウキビ?」

と、どこまでも竹から離れられない奴でした。



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インターネットからのダウンロード : このとおりやればすぐできる!! : Windows Me/98 / 高橋慈子著
2009/03/06(Fri)
本がちょっと(?)古いけど、私のコンピュータはMEだからこれで充分。

インターネットからのダウンロード―このとおりやればすぐできる!!
. -- 改訂新版. -- 技術評論社, 2001

この私にも、サクラエディタがダウンロードできたので、この本は有効。
みんなが知ってることを改めて教えてくれる本って貴重だわ。


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スパムメール大賞 / サエキけんぞう著
2009/03/05(Thu)
自分でスパムメールに付き合うのは嫌だけど、誰かが選りすぐってくれた面白いものがあるなら読んでみようと・・・・・。

スパムメール大賞 (文春文庫)
. -- 文藝春秋, 2009. -- (文春文庫 ; [さ-47-1])

甘いことを考えた私が悪かった。
劣情を刺激するメールばかり集められてて、オモシロイとは言えませんでした。

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迷惑メールは誰が出す? / 岡嶋裕史著
2009/03/04(Wed)
こ、これを早く読んでいれば、今のこのスパムメールの嵐から免れたのに。
読んで悔しい花一匁。

迷惑メールは誰が出す? (新潮新書)
-- 新潮社, 2008. -- (新潮新書 ; 283)

もちろん、今度メールアドレスを変えるときは思いっきり参考にします。

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○口先生退職記念
2009/03/03(Tue)
20090214パンジー赤 ○口先生は国語学の専門家でいらっしゃいましたが、図書館長(上司)としてはとても優しく、何でも相談がしやすい先生でした。そんな○口先生に甘えて、いろいろな、実にいろいろな質問をさせていただいたものです。

息子が小学三年生だったとき、○口先生のお力を借りました。
『よう虫がさなぎになるまでの間、食べる葉のりょうはどうなりますか』という理科の問題です。

息子の答は・・・、「うんちになる」。

問題は食べる葉のりょう(量)について聞いているのですから、質の変化を言ってもアウトでしょう、案の定「×」でした。
 しかし、私には(親の威信がかかっているのに!)正解を教えられなかったのです。それで○口先生に「始めに食べていた量も示されていないのに、どうしてさなぎになるとき食べていた量がわかるでしょう。問題が変です」と、訴えてしまいました。

先生は
「答えは、「多くなる」または「増えていく」でしょう。『りょうはどうなりますか』というのは量そのものではなく量の変化について問う言葉だと思いますよ」
と明快に教えてくださいました。

このときはもう本当に、目からウロコが落ちる音が聞こえました。小学三年生の問題に、国語的につまづいていた自分が情けないけれど、解き明かしてくれた○口先生には後光がさして見えました。(親の威信の寿命が少しだけ延びました)

勿論、小学校の問題だけではなく自分自身が見聞きした気になる言葉や珍しい言葉の用例についてお話しすることも多々ありました。そのたびに明るい笑顔で解説していただき、○口先生は言葉と、言葉を操る人の思いをとても大事にしておられるのだと感じました。

私は昨年三月に異動で図書館を離れましたが、公私共にご指導いただいたことは、今思い出しても胸温まる思い出です。
○口先生、本当にありがとうございました。



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ほんわか! : 本についてわからないこと、ねほりはほり!/ 北尾トロ著
2009/03/02(Mon)
読んだ本の売り方、捨て方等の研究は面白くてためになります。でもBOOKOFFは無視しています。

ほんわか! 本についてわからないこと、ねほりはほり!(MF文庫ダ・ヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)
メディアファクトリ-  2008/12 (MF文庫)

古本屋に売る、フリーマーケットに出店する、ちり紙交換に出す(すかさず古紙再生工場まで取材)、ごみの日に出して誰かに拾ってもらうなどなど、本を生かす道を考える熱意には感動します。

しかし一番考えさせられたのは阪神淡路大震災後1年経った神戸に、「災害後の日々にあって本とは何であったか」という取材に言った話です。

ダ・ヴィンチ読者にとってさえ、災害時には本は無力無意味でした。
本は“日常生活”が戻ってきてはじめて意味を持つし、日常生活を実感するために必要不可欠なもの。

今の神戸で本は売れているかしら。深い深い傷を負った街で、本屋の書棚の前に佇む人が増えていくことを、祈ります。


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すごい本屋! / 井原万見子著
2009/03/01(Sun)
すごい本屋!ってすごいタイトルです(笑) これを読んでいる最中に本の雑誌 309号巻頭「今月の一冊!」でこの本の書評に遭ってビックリ。もう私がいい足すことないじゃん・・・・。

すごい本屋!
. -- 朝日新聞出版, 2008

でも言う(笑)
田舎も田舎路線バスも廃止されるような山奥で、「田舎だから」「人口が少ないから」という言い訳に逃げ込まなかった店長は偉いです。
「人生の敵は“言い訳”だ」を今日から座右の銘にしたいと思いました。

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