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理系の人々 : うっとうしいけど、憎めない / よしたに著
2009 / 01 / 07 ( Wed ) 23:40:43
これなら公共図書館にあっても、「なんで税金でこんな本を買うんだ。プンプン」とは思わないなあ。
ぼく、オタリーマン。3」より断然面白いです。

理系の人々 -うっとうしいけど、憎めない-
. -- 中経出版, 2008.10

例1:青く咲く紫陽花を見て「ああ、ここは酸性土壌なんだな」と思い、ピンクの紫陽花が咲いていれば「ここはアルカリ性の土だな」と見てとるのが理系の人。

例2:「彼女が最近冷たいんだ」とこぼす友人に「じゃ、分かれれば」と応じ、友人が「でも僕はまだ彼女が好きなんだ」と訴えると「なら我慢すれば」と答え、『相談相手に向かない』と断じられる理系の人。

例1のような人ならよくいるかも。理系の人は自然を観察し、文系の人は鑑賞するってことでしょうか。文系が極まると感傷しちゃいそうですが。
例2の人は、理系というよりただの唐変木(江戸の遊郭言葉で、色恋の分からない野暮の意味)ではないかと思います。

自分の回りの理系の人とかぶると言えてるなあと思うし、かぶらなければ「それはキミ、よしたに君だけなんじゃないの」とツッコミたくなるし、役には立たないけどとても楽しく読めました。
血液型で人を分類する本は大嫌いなのに、なんでこれは面白いんだろう。我ながら変だなあ。

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テーマ:コミック - ジャンル:本・雑誌


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