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ホームレス作家 / 松井計著
2008 / 11 / 12 ( Wed ) 23:46:57
いい大人、それも(商業出版物による収入だけで生活できたという)実績ある作家が、住処と収入を失ったら・・・・・・。
これは作家が書いた実話。半年余りのホームレス生活の記録です。

ホームレス作家
. -- 幻冬舎, 2001.9

伊達や酔狂や取材でホームレスになったのではない著者は、まず路上に寝ないというルールを自分に課します。それは少しでも早く、ホームレスから脱却したいから。
そして食べ物(食品代)か清潔(風呂代やコインランドリー代)のどちらかを選ばなければならない懐具合のときは必ず清潔を選択すること。
このルールにより、著者は住処は無いながら世を捨てはしない、広義のホームレスとなり、清潔より飲食を優先する正真正銘のホームレスと一線を画します。

しかし、苦節半年。生活力のない妻と未熟な福祉担当者に翻弄され、この本の脱稿時点で著者はまだホームレスなのです。現実は本当に厳しいと思います。
その後の著者一家はどうなったか、続くホームレス失格を読んで見なければ!


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テーマ:図書館で借りた本 - ジャンル:本・雑誌


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