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女性俳句の光と影 : 明治から平成まで / 宇多喜代子著
2008 / 11 / 02 ( Sun ) 10:33:40
「優れた俳句を残したまま逝った人たちの句に光を当てて」編まれた本。なので、これまで知らなかった佳句に出会えて幸せです。

女性俳句の光と影―明治から平成まで (NHK俳句)
-- 日本放送出版協会, 2008. -- (NHK俳句)

古い「ホトトギス」に「おまいり」という題の句会報が残っているそうです。社寺への参詣であればおおっぴらに家を後にできたけれど、句会といって家を出ることが出来なかった女たちがさまざまな困難の中で作った俳句たち。
出来上がった作品に作成の過程の苦労は関係ない。偶然得られた良句も、苦吟の果ての秀句も、それだけ読めば単に良句であり、秀句です。でも、女たちが侮られながら不自由の中で作り続けた俳句を愛しく読むのは、私の「自由」。
時間にも心にも自由のある時代に俳句が読めて、私は幸せです。


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テーマ:詩歌集 - ジャンル:本・雑誌


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