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♯32:のだめ副産物
2007 / 02 / 10 ( Sat ) 11:50:14
私がバリバリとオーケストラ関係の本を読んでいると、夫が 「なんでそんなふうに勉強してまで論理武装するの。音楽は素直に楽しめばいいじゃないか。他の人がなんと言ったって、自分が感じるものを信じればいいのに」 といいます。 なんだか非常な誤解があるようです。 私が読んでいるのは、ただ面白いと感じるから。です 最初は千秋がどんな世界に棲んでいるのか知りたいから読み始めたけれど、今ではクナとワルターとフルトヴェングラーという「登場人物」が大好きです。 彼らの出した音を知らないままに、です。 路傍の花の本棚を見ると、1年前には手に取ろうとも思わなかった本が並んでおり、これはのだめの(とても大きな)副産物だなあと思います。
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♯31:のだめ副作用
2007 / 02 / 10 ( Sat ) 11:21:37
CD「のだめオーケストラ」STORY! を買おうよーと夫に提案すると異議が出ました。「のだめオーケストラ」LIVE! を買ってきたのは夫なのに。 「なんで?」 「のだめオーケストラの『のだめバージョン』演奏を聴くとそれが頭に残っちゃうんだ。ガーシュウインはジャズっぽい音楽しか思い出せなくなっちゃったし、ベートーベンの悲愴なんか大好きだったのに、大好きだったのに、今じゃつい『ねこのフン』が浮かんできちゃうんだぞ」 と夫。 悲愴のメロディに乗せて「ふんふんふん猫のふーん」と歌っていたのはアニメののだめで、CDに録音されているわけではないんですが、言いたいことはわかります。 ちょっとやそっと聞いただけでメロディラインを記憶できる人は大変ですね。 私は全然そんな不自由?はないんですが、夫の反対に合うとCDは家計費でなく自分の小遣いから支出しなければならず、のだめアニメのとんだ副作用です。

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♯30「都響xのだめコンサート」売り切れ
2007 / 02 / 10 ( Sat ) 09:45:26
都響xのだめカンタービレ シンフォニック・コンサート」(4月12日(木)19時開演 東京芸術劇場 指揮:ジェイムズ・デプリースト)が、発売日の午後1時7分に電話が通じたときは売り切れでした。 友人に嘆じたら、芸術鑑賞というと熟睡していたあなたがなぜ?と問われました。 「フッ」と笑って、私はここ最近のはなはだしい進歩ぶりを答えます。 「のだめ」のおかげで、弦の音や管の音が聞こえるようになりました。 弦の音がすると 「おお、この中で峰くんががんばってるんだなあ」 管の音には 「ああ、この中で黒木君がいぶしているんだなあ」 と思うわけです。 第一バイオリンと第二バイオリンの違いはもちろん聞き取れないし、ビオラとバイオリンだって違いがわからないんだけど、今までオーケストラ全体でのつかみどころのない獏とした音しか聞いてなかったんだから、はなはだしい進歩と呼ぶべきでしょう。 (ななはだしく程度の低い進歩ともいいます) 次のターゲットはのだめカンタービレ杯オーケストラ部門審査員特別賞獲得のリバティベルオーケストラ定期演奏会。 さあ誰を誘おうか。

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