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わたしはふたつにわれない
2006 / 09 / 27 ( Wed ) 21:23:08
ドイツの司書はどんな生活をしているのだろうかと、珍しく自分のために児童文学の本を借りてきました。 『わたしはふたつにわれない』の舞台はドイツ。主人公ティーナの母は児童図書館の司書です。 父と母の結婚が壊れ、計らずも父に誘拐されることになってしまったティーナ。 父は愛しいし母は恋しい。 弟はかわいいし、ペットの犬も亀も懐かしい。 母と弟が待つ家に帰りたいのに、父の傍を離れられず、ティーナは葛藤します。 私が持ち返ったこの本の表紙を見て、息子はいいました。 「わたしはふたつにわれないなんて、当たり前だよね。ぼくだってふたつになんか割れないよ。 へんな本だねえ」 と。 息子はティーナより少し小さく、ティーナの弟より少し大きい齢回り。 その息子が想像もできない苦しみを、ティーナたちはなめたのです。 無邪気で単細胞なわが子を見ていると、ティーナの涙が、自分の咽にもつかえているような気がしてきます。
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ヨン様入籍
2006 / 09 / 27 ( Wed ) 06:35:34
今朝の東京中日スポーツ1面に
ヨン様入籍(7面)
という見出しが載りました。 7面なんて変だなーと思いつつページを繰ると、それらしい記事がない。念のため17面も見たけれど、こちらにもありません。ヨン様はどこへ行ったのでしょう? 私の見方が悪いのかな。 もしこの「ヨン様」がペ・ヨンジュンなら、戸籍のない国でどんなふうに入籍するのか知りたいと思ったんですが。 もっとも日本人だって、現行では結婚による入籍は難しいはずです。結婚によって親の戸籍を出て、伴侶となる人と共に新戸籍を作るのですから。どちらかの「籍に入る」「籍を入れる」というのは間違いでしょう。 《夫婦が養子を貰うときや、父子(母子)家庭の父(母)が子連れでない人と結婚するときは「入籍」すると言っていいかもしれません》 「入籍」の見出しを見るたび、マスコミと意見があわないのを感じます。 そう。 結婚とは、新籍と親戚を作るもの

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