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ゴミ清掃員の日常/滝沢秀一
2021 / 04 / 02 ( Fri ) 00:36:43
著者にとってゴミ清掃員は、漫才で売れるようになるまでの「つなぎ」の仕事ではなく、漫才がゴミ清掃員をする傍ら続けている「副業」なんですね。
ポジティブに取り組んでいるゴミ清掃員は、ごみ問題から町の治安まで考察していて、説得力がありました。
桜満開の今、桜はただの花だと言った清掃員の話を読むと、身に染みます。この凄まじき桜さえ、取るに足りないものになるような、我が子への思いの強さは、死の直前まで働く力になるんですね。
来年の桜が咲くときにも、今日読んだ清掃員の話を思い出したいと思いました。

同じ本を読んで、「マシンガンズというお笑いコンビのかたわれが、漫才の副業にゴミ清掃員をしている」という読みをする人もいます。
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世界一美味しい手抜きごはん/はらぺこグリズリー
2021 / 03 / 26 ( Fri ) 01:54:01
料理本は、見るのが好きで見るだけで満足するのが常だから、もっぱら図書館で借りています。でもこの本は図書館に返却するその足で、帰りに本屋で買ってこようかと思っています。
収録レシピは、「やる気のいらない」と謳っている通り、これなら私でも、私ですらも、できるかもしれないと思えるものがほとんどです。
ご褒美スイーツの項にいくつか、オーブンが必須のお菓子が載っていているのが惜しい。この本を必要とする人の大半は、オーブンを持っていないと思うから、グリルや炊飯器、フライパンで出来るものを載せて欲しいところでした。


駅ビル図書館の閉館まで1週間を切りました。カウントダウン読書37冊目です。
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園芸家の一年/カレル・チャペック
2021 / 03 / 25 ( Thu ) 00:36:35
5年ぶり?6年ぶり?に読み返すと、さらに自分が園芸沼にハマっているのがわかります。1月から3月までの空回りぶりに思い当たることが多すぎます。
しかし、3月末から4月にかけての詩的表現は本当に素敵。ファンファーレを鳴り響かせて、怒涛のごとくやってくる春の喜びの表現には、読んでいても胸が躍ります。


著者はよく見かけるユーチューバーですが、ユーチューブは音声が悪くて聞きづらいことが多いので、音声関係なしの本で、ゆっくり見てみようと思った次第。
色合わせの勉強にいい本です。


駅ビル図書館の閉館まで1週間となりました。カウントダウン読書35・36冊目です。
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たのしい路上園芸観察/村田あやこ
2021 / 03 / 24 ( Wed ) 21:53:31
町全体をっ一つの庭のように楽しむ路上園芸観察。
下町の路地にあふれる園芸の工夫、緑を撮りこんだ生活ぶり、楽しいです。

我が家は田舎なので、塀の外にまで花を植えると、公共の土地を掠めようとする強欲な人と見なさたりします。使わなくなった自転車にヘクソカズラがからんでいたりしたら、だらしがないと指さされるかもしれません。文化の違いですね。

だから、ここにはこんな緑の楽しみ方もあったかと新鮮な驚きがいっぱい。自分ではできないことだから、この本で楽しみます。


紹介品種が草丈別にまとめられているのは、これから植えるものを探している人には便利です。
12か月の月別作業もあるので初心者も安心。

園芸初心者に優しい本ですが、実用優先なので、植栽例を眺めて楽しみたい人は別の本を探しましょう。


駅ビル図書館の閉館まで1週間となりました。カウントダウン読書33・34冊目です。
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球根本2冊
2021 / 03 / 15 ( Mon ) 20:55:34
紹介品種が草丈別にまとめられているのは、これから植えるものを探している人には便利です。
12か月の月別作業もあるので初心者も安心。

実用優先なので、植栽例を眺めて楽しみたい人は別の本を探した方がいいです。


別冊趣味の山野草なので、全体に野趣が感じられる栽培例が多いのですが、球根の「殖やし方」の記述は思いっきり人工的で、外科手術みたいです。
他の園芸本には載っていない「増やし方」の項はありがたかったです。もっとページを咲いて欲しかったけど、9種類の殖やし方が列挙されていたのだから、贅沢言っちゃいけないかしら?

いろいろな本が読めて幸せ。あらためて、駅ビル図書館の閉館が惜しまれます。



駅ビル図書館の閉館まで1カ月を切りました。カウントダウン読書25・26冊目です。
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