あの人も転んだ この人も転んだ/武藤芳照 |
2021/08/26(Thu)
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文芸に分類するか医学に分類するか迷うところですが、予防医学なんでしょうね、主題は。 しかし、医学本とは思えないこの読み物感。「歴史に名高い人物」から「現代の芸能人」まで、転んでけがをした人のエピソードが目白押しです。 歴史上の人物の話は、転倒が生死または生涯の職業に関わるものが多く、現代人の話は骨折してもただでは起きないユーモアやエスプリの効いたものが多かったです。 逸話集として楽しく読んで、転倒防止川柳は飛ばし読みしました(笑) スポンサーサイト
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図説 花たちのふるさと/冨山稔 |
2021/02/25(Thu)
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あんまり腕に自信のない素人ガーデナーにおススメです。 生まれ故郷で咲く原種たちは強い。岩のすきまでも砂地でも高地でも、花は咲きます。伸び伸びと。 我が家の庭より条件が厳しそうなところも多く、この原野に咲く花ならうちの庭でも大丈夫だろうという気がしてきます。 これからは花に合う環境を作る努力を止め、環境に合う花を探そう。そんな気持ちにさせてくれる本です。 我が家の庭環境に合う花と言えば、ホトケノザとオオイヌノフグリ、ナガミヒマゲシとヤグルマソウ、ハタケニラとドクダミ・・・・・?? |
マンガ 認知症 (ちくま新書)/ニコ・ニコルソン |
2021/02/12(Fri)
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マンガがあって文章があって、マンガがあってまた文章がある。この繰り返しの本なのですが、マンガがとても雄弁なので、マンガだけ読んでも十分理解できます。 認知症の本人の心を中心に考えたり見たりして行くと、認知症のおばあちゃんが可愛く見えてきます。この、可愛いけど困ったおばあちゃん(一番困っているのはおばあちゃん本人)とどうつき合ったらいいのかを教えてもらえて、読んでよかった1冊です。 理屈が分かったからってすぐに物事が上手くいくわけじゃないけれど、方法を知っていて「こうできたらいいな」と思いながら暮らすのと、「どうしていいのかわからない」と思いながら暮らすのは違うでしょう。 方法は一つじゃないと思うから、この本だけが正しいわけじゃないと思います。 認知症の人との付き合い方の本が、子育て本がいろいろ出るように出て欲しいです。 婆ルを幸せにしてくれた施設職員の人が偉大だと思う。このプロフェッショナルの仕事についても読んでみたい。 |
「空腹」こそ最強のクスリ/青木厚 |
2021/02/08(Mon)
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できる男は超少食/船瀬俊介 |
2015/11/14(Sat)
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小食にして絶好調だという証左に、自分の例として、1日80枚原稿が書けた話がありました。 書いた原稿のクオリティを全く問わない(言及しない)ところが、さすがトンデモ本の人でした。 この本の記述内容には繰り返しが多いです。 |